【joyful-classic】才能がなくてもやり続けたら幸せになれる

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ごきげんよう、ライターの愛(@ai_writer)です。

私は音楽が大好きです。

けれど、シビアに「自分に音楽の才能はない」と、けっこう小さいときに思ったし、また、大人になってから「自分は才能がない」とはっきり確信しました。

「私はダメなんだ」と音楽をあきらめた子供時代

私の場合、母が音大卒だったことから、小さいときからわりと音楽は身近にあり、ピアノのレッスン、そしてヴァイオリンのレッスンを受けていましたが、全然優秀な生徒ではありませんでした。

そもそも練習さぼりがちだった私も悪いんですが、教わっていた先生が厳しかったのであまりほめてもらった記憶がなく、また、そばにいるピアノやヴァイオリンをやっていた子たちがすごく上手だったり、練習熱心だったりに見えたものだから、自分一人だけが劣等生のような気がしていました。

だから、早い段階で「私はだめなんだ。音楽の才能ないから、音楽の方面にはすすまないようにしよう」と、心に決めました。

それからは、音楽が好きな自分をかなり長い間否定していましたね。
レンタル屋さんにしょっちゅう足を運んで、音楽雑誌を読みまくって、音楽がほんと好きでたまらなかったくせに、一方で、「私は才能ないんだから」と冷めたふりをしていた。

ま、結局、大学でオーケストラ始めたら、いつの間にかのめりこんでいたので、そんなの消えちゃったんですけどね。

大人になって確信した音楽的な弱点

ただ、大人になってから、昔とは別の意味で「私、才能ない」と確信しました。

それは物理的な問題。

私、手が小さいんです。

いわゆる平均よりもずっと小さいと思います。

また、指も短い。特に小指が人並み外れて短いです。

手が小さい。これは音楽やるにあたっては致命的な弱点です。

ピアニストになるなら、五本の指でオクターブを抑えられないと厳しいなんてよくいわれますが、楽器を演奏するならば、やはり手が大きい人のほうが全然有利。

もちろん、手が小さくても立派な演奏家さんもいらっしゃいますが、おそらく手が大きい人よりも何倍も無理や努力を重ねていると思います。

私も、これまでの演奏を続けてきて、手の小ささ、指の短さで本当に苦労していて、正直、ここにおいて自分の演奏力の限界を感じるときもあるのです。

才能がなくても、好きだから続けて、続けてよかった

自分に音楽の才能はない。いつの間にかそのことに気が付いていた私。

だけど、大人になってそれをわかっても、音楽をやめようとは思いませんでした。

というか、やめるのは無理でした。そんな選択肢はもはやありませんでした。

すでに、私は演奏することもオーケストラも、そして音楽も愛しすぎていて、人生の一部になっていたから。

そして、今にいたるまでヴァイオリンもオーケストラも続けてきましたが、やめないで本当によかったと思います。

演奏を続けてきたおかげで、素晴らしい作曲家たちの素晴らしい音楽を知り、身をもって体感することができました。

ただ、CDや演奏を聴いてるよりもずっと近いところで音楽に触れられる。こんな素敵なことってなかなかない。

演奏を続けてきたおかげで、大好きな仲間たちに出会えました。

もうずっと所属しているオーケストラは、私にとって大切な場所。

演奏を続けてきたおかげで、私の人生はより豊かになりました。

それは間違いないのです。

だから、何が言いたいかというと、「才能ないから」「下手だから」って好きなことをすぐにあきらめるのは、もったいないよってことです。

その道でプロになったり、その道でお金を儲けるのは難しかったとしても、でも本当に好きなことだったら、続けていったときにそれはたぶん何らかの幸せをくれるはずだから。

ただ、もし、今、私が手が大きくなって、音楽の才能にあふれたとしても、音楽家にならなるか?というと、ならないです。

以前、オーケストラでお世話になってるマエストロから、今月は「5回くらいベートーヴェンの7番の本番があった」みたいなお話を聴いたとき、うーわと思ってしまったから。
ベートーヴェンの7番、大好きですし、ほんと名曲だと思いますが、テンション高いあの曲の本番を月に5回もやったら、私はたぶん頭がおかしくなってしまう。

あと、日本のプロ演奏家は、年末になると第九の本番を何回もやらないといけないじゃないですか。あれも正直ごめんです。あんな難しい曲、何年かに1度やるだけでもしんどいのに。

アマチュアとして年1~2回の演奏会やときどきアンサンブル。これで十分。
このスタンスで続けていくのが、私の幸せです。

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ABOUTこの記事をかいた人

田下愛

ライター/オタクコラムニスト/クラシック随想家。マンガ・映画・クラシック音楽を中心に「ねとらぼエンタ」「シネマズby松竹」など、多数のメディアで執筆中。ときおりビジネス系のお仕事もしています。 執筆、取材等のご依頼はお問い合わせからか、startofall@gmail.comまでご連絡ください。