【試写会レビュー】追放された男たちの戦い『ザ・レジェンド』

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ごきげんよう、ライターの愛(@ai_writer)です。

試写会で見させていただいた作品のレビューになります。

『ザ・レジェンド』.ヘイデン・クリステンセン、ニコラス・ケイジが主演のアクション映画です。

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【ざっくりあらすじ】

十字軍の騎士だったジェイコブとガレイン。だが、戦いの中で悲劇を目にして疲れた彼らは、極東の地・中国へ旅立つ。
当時の中国王朝では、自分が後継者に指名されなかった恨みから皇帝の長男シンが父親を暗殺。継承権をもつ弟は姉とともに逃亡。偶然二人を助けたジェイコブは、彼らの用心棒となる。追っ手を交わしながら、旅を続ける彼らだったが…

用心棒が悪をやっつける勧善懲悪ストーリー

いわゆる勧善懲悪の映画です。十字軍のタフな男たちが、中国王朝の皇子の用心棒となって危機を救う話で、いい意味で裏切らない展開。
日本でいえば、時代劇でしょうね。「正義が悪をやっつける」という筋立てがすごくはっきりしている。なので、残酷なシーンも多少あれど、どこか安心して見ていられました。
深みがあるかといわれると、うーんていう感じですが、「水戸黄門」のような時代劇が好きな人なら、きっと楽しめると思います。

戦う男の生きざまを演じきったニコラス・ケイジ

ガレイン役のニコラス・ケイジ。いつのまにやら、こんな渋くていい俳優さんになっていたのかと改めてべっくらしましたよ。

ヘイデン・クリステンセンが演じるジェイコブとニコラスの演じたガレインという男は、どちらも、戦いに絶望しています。

ただ、ジェイコブは戦い以外のところで生きる希望と期待がどこかにある。だからこそ、弟の王子に力を貸すし、希望や期待があるがゆえにスキがあって、道中で、悪女につけこまれそうにもなる。

一方、ガレインのほうは、そんな希望をとうになくしている。戦いに絶望しつつも、自分は戦いの中で生きて死ぬのだろうととどこかで覚悟ができているんですね。
その彼の生きざまをニコラスは見事に演じきったと思います。

悪役・アンディ・オンのアクションがかっこいい!

あと、個人的にはとても目がいってしまったのが、皇帝の長男でジェイコブたちと敵対するシン役のアンディ・オン。
やったらしい悪役なんですが、とにかくアクションがかっこいいのですよ。両手に剣をもって戦う姿がもう魅せる魅せる。

ニコラスやヘイデンは、リアルな騎士系の戦い方をする戦士なんですが、彼だけは、香港映画的なアクションスタイルがどこかにあり、それもまた、この映画の戦いの生々しい感じをぬぐうテイストになっていたと思います。

“追放”された男たちの戦いのドラマ

この作品の原題は「outcast」。「追放人」という意味です。
この追放というのは、もしかすると、この映画に登場するおもな男性たちみんなに共通するものなのかもしれません。

十字軍を出て、中国まで“逃げてきた”ジェイコブとガレイン。
皇帝から跡継ぎに指名されなかったシン。
王朝を追われた弟の王子。

しかるべき場所を追放された男たちが、それぞれ自分たちなりの決着をつけていく。この映画はそんな物語でした。

いやあ、映画見るのってやっぱ楽しいですね。

「ザ・レジェンド」公開は6月12日(金)からだそうです。

「ザ・レジェンド』公式サイト

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ABOUTこの記事をかいた人

田下愛

フリーライター 得意なのはオタクコンテンツとクラシック音楽。「ねとらぼエンタ」「シネマズby松竹」など、多数のメディアで執筆中。ときおりビジネス系のお仕事もしています。
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