ごきげんよう、ライターの愛(@ai_writer)です。
石ノ森章太郎先生の作品を考察する「石ノ森マニアクス」~「超神ビビューン」第11話のレビューです。
「超神ビビューン」第11話のあらすじ
少年よしひこの家でレコードをかけて楽しんでいる子供たち。その部屋に謎の青塗りが現れる。その正体は妖怪カベヌリだった。
ステレオの騒音で眠りを覚まされたことに怒るカベヌリは、よしひことその友人たちに襲いかかる。カベヌリから子供たちを守ろうとする超神だったが、ズシーンが壁の中に綴じこまれてしまい……
「超神ビビューン」第11話の感想:ズシーン、またも敵にしてやられる
冒頭いきなり、ステレオから流れるベートーヴェンの「運命」に耳を傾ける子供たち。渋すぎます。
そして、異変に気がついて、レコードを変えたら今度は、流行歌で踊りだす。これはこれで別の意味で渋すぎます。
一方、三太がビビューンと一緒に聞いてる音楽は「山口さんちのツトムくん」。こっちはいかにもお子さんらしい。
そして、今回もあれです。
また、ズシーンがやられたよ。
ズシーンが途中でカベヌリの罠にはまって、壁の中に閉じ込められてしまいました。
「バカめ」っていいいながら、壁の中に自分から入っていってしまうズシーンに「バカはお前だ!」と言い放ったカベヌリに私も思わず「ほんとそう、あんた毎回バカ」ってうなずきましたよ。
もう、製作側がこのあたりで決めてしまったんですかね。超神の中で一番バカなのはズシーンだって。
敵の策略に陥ったり、閉じ込められたりの役回りがなんかズシーンに固定されている気がしてなりません。
今回のツッコミどころ
今回登場の妖怪はカベヌリ。はい、ここで私突っ込みました。
「ぬりかべじゃないの?」って。
民間伝承で残っている壁の妖怪は「ぬりかべ」なんですけど、そこは一ひねりしたかったんでしょうか。