ごきげんよう、ライターの愛(@ai_writer)です。
6月26~28日に開催された国内最大級の紙と文具の商談展示会「ISOT(イソット)」のレポート、第4回で今回が最終回になります。
「日本文具大賞」2019年受賞作品から気になったものをご紹介
このレポートシリーズで最後にどうしてもやっておきたかったのが、「日本文具大賞」受賞作品の紹介およびまとめ。
ISOTの会場にて、受賞作品の展示及び、グランプリの発表がありましたので、会場で撮った写真とともに紹介していきたいと思います。
機能部門グランプリ プロシオン/プラチナ万年筆
機能部門で見事グランプリに輝いたのは、プラチナ万年筆の新作「プロシオン」。
新開発のペン先で、これまでのステンレスとは違うしなやかな書き味を実現。さらに、プラチナさんといえばおなじみ、インクが固まってしまうのを防ぐ「スリップシール機構」もついていて、筆記具としての機能性の高さが評価されたようです。
しかし、私は機能よりも、見た目と名前にとにかく惹かれました。「プロシオン」はこいぬ座の星の名前。星の名前を冠した万年筆なんて、素敵すぎます。そして、コーラルピンクやブルーのカラーもすごく素敵。
万年筆は、結局金ペンのほうがしなやかな書き心地でよく使うので、もうステンレスペンは増やすのやめよう…と思いつつある私ですが、それでも、プロシオンは気になります。
機能部門・優秀賞 パッとメモ/デザインフィル
今回の優秀作の中で、「これは買い!」と購入をまず心に決めたのが、この「パッとメモ」。
この発想は驚きました。メモの左側が糊付けしてあって、メモしたページをぺりっとはがしていくことで、糊付けされたままの一番新しいページをすぐにめくることが出てくる。
取材現場で、すぐに新しいページ開いてメモしたい記者さんとかは、これ助かるだろうなと思いました。
私も早速1冊購入。試写会で感想書くときにメモにどうかな? ただ、ぺりっとはがす音が映画のときはうるさいかも。
機能部門 優秀賞 AQUA DROPs ドキュメントファイル/LIHIT LAB.
ノートとかファイルにおいて、近年の大切なキーワードは「180度開く」だと思います。
机に置いて180度パタンと開くかどうかって、けっこうなレベルで使い勝手を左右する。
このリヒトラブさんのファイルは、仕切りに挟むだけで書類収納ができて、さらに180度開く。ゴムバンドで書類の抜け落ちを防ぐと、工夫がたくさん詰まっています。
これは、いずれぜひ手に入れて使ってみたい。願わくば、楽譜なんかもしまえるよう、ぜひ大きいサイズも出してほしいです。
デザイン部門グランプリ システム手帳/マークス
おしゃれな文具のイメージが強いマークスさんがシステム手帳の分野でついにやってくれました。従来のものより、ビジネスっぽさが抜けてかわいらしいデザイン。スケジュールだけでなくライフログとか家計簿とかレフィルも充実している。
システム手帳を使いたいと思う特に女性の方にとてもおすすめしたい製品ですね。私もシステム手帳使いたくなったら、まず第一候補にすると思います。
デザイン部門 優秀賞 グロススティックマーカー/カミオジャパン
パッと見てリップグロスにしか見えないけれど、これはフィルム付箋。よくこのデザインで付箋作ろうと思ったなあ。
もってて楽しくて、またポーチに手軽に入る大きさなので、持ち歩きにも便利で、デザインと機能性が同居しているいい製品ですね。付箋にグラデーションついているとこも、特徴があって手帳のデコにも使えそうです。
デザイン部門優秀賞 花色鉛筆/TRINUS
花の色を持っていて、削ると削りかすが花びらみたいになるというとても素敵な鉛筆。
軸部分は廃棄古紙を原料にしているそうで、エコ的な面もあるみたいです。
きれいで情緒があるからプレゼントにもよさそう。ぜひ鉛筆削りとセットでお送りしたいです。
今回、情緒というところで一番素敵だなと思った製品でした。
さいごに~ISOTはとても楽しかったです
初めて、PRサポーターとして参加した「ISOT]。
参加した日は、ほぼ一日、いろいろな文具製品を見て触って写真を撮りまくりました。
気になっていて触ってみたかった文具を試して、好きな製品の新作をいち早く目にして、そして今まで全然知らなかった文具やメーカーさんとの出会いがあって。
もう、本当文具好きにとっては夢のような楽しい一日でした。
また、来年もぜひ参加して、もっといろいろな文具と出会いたいです。
ISOTさん、どうもありがとうございました。
そして、早速使っている「パッとメモ」、すごくよくて、おすすめです!
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