ごきげんよう、ライターの愛(@ai_writer)です。
レギュラーで書かせていただいている動画情報媒体「動画配信サーチ」にて、映画『ヒックとドラゴン 聖地への冒険』のレビューを書かせていただきました。
https://videos-s.net/12891/本作は『ヒックとドラゴン』シリーズ、全三部作の完結編になります。
私が『ヒックとドラゴン』をどんなに愛しているかは、以下の記事でお確かめいただけるかと思いますが……
このシリーズ、本当に大好きなのです。
そんなに期待せずに見た第一作で、弱虫で皮肉屋のヒックと、怖そうに見えてとても愛嬌のあるドラゴン・トゥースの友情の物語に感激してしまった。
弱虫のヒックが傷ついたトゥースに出会ったとき、殺さずに友達になることを選んで、そして、ドラゴンたちがなぜ村を襲うかの真実にたどりついていくところが、本当に感動的で。
弱虫だからこそ、戦わないからこそ見つけられる正義があるんだっていうことを教えてくれた作品でした。
今回の完結編では、第一作のときよりもずいぶんとたくましくなったヒックの姿が見られます。
ただ、それでも、ヒックの本質的なところは変わっていない。
ヒックはいつでも、トゥースを自由に飛ばせてあげることを考えていて、今回も悩んだり迷ったりしながらも、トゥースのため、みんなのために村の長として決断をしていきます。
お話の結末は、賛否あるらしいという話を聞きましたが、私はすごく納得いくラストでした。
もともと、このシリーズ、大人も子供も楽しめる作品ですが、いい意味で作品に緩さや甘さは薄くて、生きるために人間たちがそう決断しないといけないんだみたいなシビアな部分はすごくしっかりしている。(だから、すごい好きなのです)
ヒックが出した結論も、第一作からの私が知っているヒックならそうするだろうなと思った。そして、ヒックとトゥースの結末に、客席で涙がこぼれました。
一つ言えるのは、ヒックはいつもトゥースのためにできることを探していて、今回もそうだったということ。
ヒックとトゥース。彼らはよき相棒で、二人の絆の翼はいつだって対になっている。物語を最後まで見届けた人はきっとそれを確信することができると思う。
ヒックを取り巻く仲間たちも大活躍。
ヒックの恋人アスティは、第一作のツンデレっぷりから、ずいぶんと素直でかわいい女性になった。彼女はヒックのことが本当に大好きで、恋は女性を変えるっていういい見本。
個人的には、今回、おなじみのたちの悪い双子コンビ・ラフとタフが本当に本当にツボでした。
彼らはトラブルばかり引き起こしているのに「憎めない」っていうのを、本当に体現しているキャラクターたち。
特に女の子のラフちゃんが仲間にも敵にもまあまあな迷惑をかけるのが面白くてたまらんかった。
あ、あと、惚れっぽいスノットは、前々作、前作とはまた違う女性に恋してます。こいつ、いいかげんにしろよって感じ。
『ヒックとドラゴン 聖地への冒険」は、2019年12月20日から公開予定。
このシリーズ、本当に良作で全世界でヒットしているんですが、日本では今一つ評価されていなくて、それが悔しい。
個人的に、『ヒックとドラゴン 聖地への冒険』12月公開作品の中でイチ押しです!
(おそらく、アナ雪2には勝てないんじゃないかと思ってしまうので、だからこそなおさら応援したくなります)
なお、見るならば、第一作、第二作をあらかじめ見ておくのがおすすめ! アマゾン他で配信されています。第二作から登場する重要人物も何人かいて、全三部作、続けて見たら絶対感動が違います!
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