ごきげんよう、ライターの愛(@ai_writer)です。
Netflixで配信中の海外ドラマ「ニミュエ選ばれし少女」にはまっています。
アーサー王の物語をモチーフに、湖の乙女ことニミュエを主人公にして描いた物語。
私、アーサー王伝説が好きでして、なんかそういうドラマとか映画見たいな~と思っていたところで、タイムリーに始まってくれたので興味を持って見始めました。
何話か続けて見た感想としては「手放しでおすすめはできないけど、かなり面白い」というところ。
おすすめしにくいのは、えぐくて残酷な場面がかなり多いから。
いわゆる剣と魔法と戦いのファンタジーなんですが、戦いで人が殺される場面が結構生々しい。ごまかしたりぼやかしたりってのが少なめで、正直、見るたびにしばし顔をそむけてしまう場面があります。
ただ、物語を通して醸し出される雰囲気は、ファンタジーらしい幻想的な情緒が間違いなく存在していて、だから、えぐい場面もまあなんとか許容範囲で、見ていられます。
もともとグラフィック・ノベルが原作だそうで、そこから来てるのか、ドラマの場面が切り替わるところで欧米の昔物語の壁画みたいなファンタジー絵巻みたいなグラフィックが展開するのがすごく好きです。
ストーリーの舞台は、魔法を使う者たちが迫害されていた時代のイングランド。
主人公のニミュエは、フェイという魔法を使う一族の少女ですが、その中でも彼女はどうやら特殊らしくて、母親や一部の友人を除いた周りの人たちから、白い目で見られています。
そんな中、彼女の村が「赤の騎士」という残虐な騎士集団たちに教われ、二ミュエは母親から謎の剣と「これをマーリンに届けて」という遺言を授かり旅立つ。道中で傭兵のアーサーやその妹のモルガナらに助けられながら、二ミュエは自分の生い立ちや運命と向き合っていきます。
多少えぐいけど、アーサー王伝説の世界観はやっぱり素敵だし、適度にドラマチック、なおかつ剣と魔法のファンタジー感を楽しめてさくさく物語が進むドラマで、1回55分ほどのドラマを気が付いたら夢中になって見てる自分がいました。
主人公のニミュエは不幸な生い立ちのせいかちょっと影がある、しかし、いじめられっぱなしじゃい芯の強さがあるヒロイン。演じるキャサリン・ラングフォードは華があるけど骨太で戦うヒロインがはまっています。
彼女を助ける傭兵アーサーは、おそらくモデルはアーサー王だと思います。ただ、いわゆる王子様感はなしで、騎士っぽさもない。本当に傭兵感たっぷりのキャラクター。とはいえ精悍だしさらに親しみやすさがあって私はありだと思いました。演じるデヴォン・テレルは「バリー」で若かりしバラク・オバマを演じた俳優さんだそう。
いっとう好きなキャラクターはアーサーの妹のモルガナ。たぶん、主要キャラクターの中では一番まともです。発言も行動も聡明でしかも勇敢で、この子はええ子やなあと思います。
今のところ、1シーズン全10話配信のところで、第6話まで来ました。
毎日1話ずつ見て、最近は感想メモも付け始めているので、ひととおり見たらまたなんかブログで書けたらと思います。
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