
ごきげんよう、ライターの愛(@ai_writer)です。
私、文具の中でも特に方眼ノートが大好きです。
「ノート使うなら、方眼しか使いたくない!」というくらい、(でも、たまに無地も使うけど)、方眼ノートを偏愛して何年もたつワタクシが、今回は、実際に使ってみてすごくよかったノート7冊をランキング形式でご紹介したいと思います。
なお、私がノートを使う際に求めるこだわりは、おもに以下の4つ。
・方眼であること
・A5またはA5スリムサイズであること
・机で開いたとき180度パタンと開くこと
・万年筆で書きやすく裏抜けしにくい紙であること
以上のこだわりポイントを踏まえて選んだランキングになりますことを、ご了承ください。
1位 MDノート(ミドリ)

1位は断トツでMDノート。書きやすさ、使いやすさ、コスパなど、いろいろ総合して、これが1番だと自信もっておすすめします。
万年筆で書いたとき、ペン先がほどよくしなって紙がシャリシャリするのが動くのがすごく気持ちよいし、栞紐ついてるし(これ結構重要ポイント)、180度パタンとできるストレスフリーな開き具合も本当に使いやすい。シンプルな見た目も、マステやシールで好きなように飾り付けがしやすく、自分だけのデザインにできる可能性を広げてくれます。1冊買い足すたびに、どうデコろうかと頭をめぐらすのも楽しいですよ。
お値段は800円~1700円前後と、いわゆるノートと比べたら高いけれど、少しお値段がはる上質系ノートの中では、比較的安いほう。しかも相当分厚いノートなので、1冊買ったら、かなり長く使えるのでコスパはかなりいいほうだと思います。
サイズもいろいろありますが、私はA5の方眼一辺倒。なくなったら嫌なので、常に数冊常備しています。
MDノートはお仕事で詳しいレビューも書きました。
2位 Ca.Crea(カ.クリエ)(プラス)

A5スリムサイズのカ.クリエの方眼ノート。私がこれまで使った方眼ノートの中では、たぶん一番長く使っています。
糸かがり製本なので、ノートがパタンと開くし、サイズがスリムなので持ち運びに便利。ここ数年はタスク管理専用ノートとして使っています。ノートって、スペースが広く使えるのもいいんですけど、スリムなのもスペースが限られている分、視界に入るところに情報が集約しやすいメリットがあって、大きいノートではなく、あえてこちらを使いたいときがあります。
※カ.クリエの使い勝手のよさは、以下の私が執筆した記事が詳しいです。
3位 クリームノート 5㎜方眼(ツバメノート)

大学ノートでおなじみ、老舗定番ノートメーカーのツバメノートから出ている、クリームノートの5㎜方眼タイプ。
クリーム色の見やすい方眼に糸綴じ製本でパタンと開くのに、お値段は300円台というコスパの良さ。定番メーカーの製品なだけに、売っているお店が多く手に入れやすい印象があります。出先で急きょノートが必要になった!なんてときに、よく見つかるのがこのノートなので、つい買ってしまいます。方眼ノートを手軽に使ってみたいという人に、まずおすすめする1冊です。
4位 ナカプリバイン(中村印刷所)

「おじいちゃんの方眼ノート」ということで、注目を集めた水平開きのナカプリバイン。
独自の技術で180度水平に開くのが素晴らしい。A5サイズを開くと本当にA4の紙を横に広げたみたいになり、アイデアを練るのにもいい感じのスペースになる。お値段も手ごろでお店で見つけやすいのもよし。ただ、万年筆で書いたとき、少しですがたまに裏抜けがあるので、このランクになりました。
5位 365デイズノート(ハーフ)(ニトムズ STALOGY )

ニトムズが出している、分厚い方眼ノート。
「365日使えるノート」というコンセプトで、〇でかこめる日付と曜日が小さく入っていて、日記帳としても使うことができます。糸かがり製本でパタンと開くし、紙が薄いので、ページ数が多い割には軽い仕上がりです。
紙質は薄くてシャリシャリでもしかしたら好き嫌い分かれるかも。私は嫌いではないですが、ただ、そもそも紙に薄さはあまり求めてないこともあり、似たようなサイズならば、MDノートのが好みの紙質だなということで、こちらは5位にしました。
6位 ノーブルノート(ライフ)

上質ノートの定番中の定番のノーブルノート。
クリーム色の方眼用紙は、目に優しくて、万年筆で書いたときに気持ちいい。ただ、このノートで特に好きなのは、めくり心地ですね。程よい厚みの紙は手触りがよくてめくるときのしゃらりとした音も気持ちいい。
ただ、ちょっと分厚さがすぎるというか。持ち運びするのにちょっと手に余る厚みなので、家で書く専用のノートって感じかな。
ノーブルノートの詳しいレビュー書きました。
第7位 kleid 2mm grid notes (新日本カレンダー)

ランキングの最後は、カレンダーを作ってる新日本カレンダーさんのkleid。
見つけたとき、カレンダー作ってるメーカーさんがこんなの作ってるんだ!と驚きましたが、万年筆と相性がいい「OKフールス紙」を使っていて、書いているときに気持ちがよい。糸綴じなので開き方もいいし、ナチュラルなテイストの見た目も素敵。薄めのノートなので、持ち歩きにも適しています。
ただ、これ、方眼が定番の5㎜じゃなくて2㎜なんですね。方眼のサイズが小さいのが、人によっては好き嫌いが分かれそうだなというのがあり、この順位になりました。
ゆるやかな秩序の中でアイデアを広げられる方眼ノート
私が方眼ノートを好きなのは、横罫よりもしなやかに書ける感じがあるからです。
書いているとき、横罫ほどにまっすぐきれいに書かなくていい、かといって無地ほどに何もないわけではなく、うっすらと秩序があるので、書いているものが大きく曲がってしまうこともない。
アイデアを練るときは、たいていノートに書くことで頭を動かしていくんですが、方眼だと線にとらわれすぎず自由に手も頭も伸ばせて、なおかつ書くものもアイデアも過度に飛び散らないでいられる。そんな感覚があるので、頭を動かす書き物は方眼がベストだと思っています。
今回紹介した7冊。すべて、私が実際に使ってよかったと思ったものばかりです。
その中でも今のベストオブはMDノート。紙質、厚み、書き心地、見た目、コスパ、いろいろな観点から判断して、これが一番と思えました。
ここを見ている方も、この記事もぜひ参考にして、自身のベストなノートを見つけてくださいね。
あわせて読みたい
電子書籍発売中です!
「やさしすぎるクラシック音楽入門~たった1時間で大人の教養が身につく!~」