
ごきげんよう、ライターの愛(@ai_writer)です。
今回は、「孫悟空の遊勇伝」season2第3話「消えた村の子供たち」あらすじと感想です。
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「孫悟空の遊勇伝」season2-3「消えた村の子供たち」あらすじ
川辺の村へやってきた三蔵たち。その村は、ツモリという悪魔の領土だった。経典を狙うツモリは沙悟浄に化けて、子どもたちを誘拐する。
子供をさらった犯人が沙悟浄だと思い込んだ村人たちから、悪魔呼ばわりされる一行たちだったが、大人たちから捨てられた過去を持つ沙悟浄は子供たちを救いたいと願う。そんな中、三蔵の前に、一行をずっとつけてきたという一人の少年が現れて——。
「消えた村の子供たち」個人的感想
アイキャッチ変えてみました。この作品を語るうえで大事なこと。なんとエミー賞の衣装デザイン・スタイリング賞を受賞してるんですね。
そして、今回のお話はキタキター! 沙悟浄主役回!
三蔵一行と対峙するのは、ツモリという女性の悪魔。劇中で「イカの悪魔」と言われてる気がしたので、てっきり大きいイカにでも化けるかと思ったら、化けたのは沙悟浄。真っ向から戦いを挑むのではなく沙悟浄になりすまして悪いことをして、村人たちが三蔵たちを責めるようにしむける。なかなか狡猾です。
このドラマの沙悟浄というキャラが、私、すごい好きなんですね。沙悟浄がいたからこそこの作品が好きになったといってもいい。
一見ドスの利いたファンキーなおねえちゃんなんだけど、その奥にすごく繊細で寂しがりな女の子が隠れてる。ずっと一人ぼっちで疎まれて生きてきたようで、それだけに三蔵や孫悟空と出会って旅に出ることを心から喜んでいて、猪八戒を救う植物の種をまかされたときも、信頼されたことをすごくうれしがってて、素直になっているときが本当にかわいらしいんですよね。
その沙悟浄が主役だからなのか、今回は女性陣が活躍。孫悟空と猪八戒はおおよそにぎやか師でたいしたことしてません。一方沙悟浄は悪魔のツモリと対峙してわりと簡単にやっつけてしまいます。ツモリ、わりとさらっとやられて弱くて驚きましたが、沙悟浄に化けたり、子どもたちをタテにしたりと、もともとそんなに強い悪魔じゃないってことなのかな。
そして、法師様も少年カエドと対峙したとき、見事な立ち回り。いつの間にあんなに強くなったんだか。
今回、本格的に登場してきた新キャラ・カエド。一行と旅をするようですが、彼は一体どんな役どころなのか、これから気になるところですね。
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