ごきげんよう、ライターの愛(@ai_writer)です。
今回は、「孫悟空の遊勇伝」season2第9話「がんじがらめ」のあらすじと感想です。
前回のエピソードはこちら!
「孫悟空の遊勇伝」season2-9「がんじがらめ」あらすじ
ドラグレンを追って、ついに悪魔たちのアジトにたどりついた三蔵法師一行たち。なんとか経典を奪い返そうとするが、ハグフィッシュの術でしばりつけられてしまう。そして、ハグフィッシュは孫悟空の髪の毛から孫悟空にそっくりな戦士を作り上げる。一方、反乱軍たちは悪魔に立ち向かうが、手にした武器で自分たちが傷つけられてしまう――。
「がんじがらめ」個人的感想
今回は、日本語タイトルが秀逸だなあと思いました。ストーリーの中で、孫悟空たちはまさにがんじがらめになっているから。
どうやら、第2シーズンの黒幕はハグフィッシュ。いわゆる肉弾戦だとドラグレンややゴルムのほうが上なんでしょうけれど、誰よりもずる賢くて狡猾なのがこのおじいさんだった模様です。人形使いの術を駆使して周りをあやつり、ついには孫悟空そっくりの戦士という恐ろしいものまで生み出してしまいました。
反乱軍たちは、ふんだり蹴ったり。法師様の忠告に耳を傾けていればよかったのに、うさんくさい武器を手にしてしまったせいで自滅まっしぐらです。モニカ、ああ、悲しいよモニカ。
しかし、ガクシンはほんといただけない。悪魔と戦った経験でいえばあきらかに法師様にもモニカにも劣るのに、謙虚さがない。自分は三蔵法師で偉いからと高圧的な物言い。最終的に尻尾巻いてったしね。
なんで、上人様はこんな愚か者を三蔵法師にしたんだろうね?
というのが、今回の一番の疑問でした。もしかして蘇ったときに悪魔の呪いにでもかかったのかと思いましたが、そうでもないみたいだしさ。
孫悟空は自分の分身ともういうべき戦士がどうにも気になってしまうよう。そもそも好戦的なとこがある彼ですから、不用意に相手と一戦交えようとしてしまうんじゃないかなあ。その対決は気にはなるけど心配でもあります。
さて、次回いよいよ第2シーズンラスト。続きが気になるけど終わるのは寂しいなあ。
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