2020年は「耐」の年でした。2021年も希望を持ち続けたい

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大晦日の日、皆様いかがお過ごしでしょうか。ライターの愛です。

こちら、2020年最後の記事になります。

今年を表す個人的な一文字は「耐」

自分にとっての今年一文字を表す漢字は「耐」。

いや、この1年、耐えるしかなかったですよ。

一年を通して、新型コロナウィルスへの不安におびえる日々。正直、上の人は何をしているんだろうと、腹が立ったりあきれたりしたこともあったし、いつかどこかで感染したらどうしようと、外出するたびに怖くてたまらなかった時期もありました。

でも、結局のところ、じたばたしてもしょうがないから、できるかぎりの感染対策をして粛々とやってくしかないと、懸命に自分の心を落ち着けて過ごしてきました。

仕事も、取材の仕事が激減してどうなるかと思いつつやってきましたが、ありがたいことになんとかいろいろと繋がっていただいて、年末まで原稿を書いて過ごす日々を過ごしました。

充実したこともありました

コロナウィルスに不安を覚えながら過ごしつつも、今年は、実はかなりがんばったこともありました。

まず、念願だった著書の発売。

6月に発売になってからは、宣伝もおもにSNSでずっとやってきました。

Amazonのランキングで、あれ、ジャンル1位とれそう?ってドキドキして、実際に一位になれて「ベストセラー」の文字がついた瞬間を目にしてすごくうれしかったこともありました。

今も、宣伝を続けていますが、こうして、自分の本の宣伝を毎日のようにできるということ自体が、すごく幸せなことなんだと、それを今年はかみしていましたね。

あと、頑張ったのが、母の映画の広報。

今年はいろいろなところで上映する予定で意気込んでいたのが、コロナのせいで上映の延期・中止を繰り返して、心が折れそうになったときもありましたが、こんな中でもなんとか上映することができて、岩手県で3か所、東京上映2回、福島や大阪でも上映していただくことができました。

12月19日、ついに念願だった映画の舞台の遠野での上映をしてもらった際は、会場で私の作った動画も流していただきました。

これは、本当にいい思い出。自分が編集した動画を、大スクリーンでプロの映写技師さんに再生していただいたのですから。自分の人生でこんなことがあるなんて、思いもよりませんでしたね。

2021年へ~一寸先は闇だけど、希望を持ち続けたい

そんな感じで、不安を覚えてそれに耐えつつも、充実したこともいっぱいあった2020年。

正直、こんな年は今年だけにしてほしかったのですが、現状のコロナの感じだと、おそらく来年もまだしばらくは耐えないといけない日々が続くみたいですね。

だから、来年がどんな年になるのか、本当に予想がつかない。「一寸先は闇」という言葉のままの状況を、今、世界は迎えている気がします。

でも、まだまだ、私たちはこの世界を、この時代を生きないといけない。

だから、どうなるかわからないけれど、でも、希望は持ち続けていきたいと、自分に言い聞かせています。

つらいけど、今、世界中でコロナと戦っている人たちがいる。その最前線の人たちに感謝して、そして、最前線でない我々も希望をもって、自分にできることをしていくしかない。(なお、できることの一つとして、来年行われる予定の選挙には必ず行きます。いずれ、審判は下ります)

今、戦っている人も、耐えている人も世界中でたくさんいる。それが力になって、何か希望が見えてくることを、信じたいです。

来年は今年よりも絶対いい年になってほしい。それを本当に願ってやみません。


どうか、皆様にとって、来年2021年がよりよい年になりますように。

「夜の一番暗いときは、夜明けのじき前」

Best Wishes
2020.12.31
田下愛

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この記事を書いた人

映画、音楽、文房具をこよなく愛するフリーライター。趣味はヴァイオリン。
執筆、取材等のご依頼はお問い合わせからか、startofall@gmail.comまでご連絡ください。