2011年3月11日の東日本大震災から10年目を迎えました。
2011年のあの日。
私はちょうど自宅にいたんですが、突然の大きな揺れに驚いて、テーブルの下に潜り込んだ。
それまで経験したことのなかった激しい揺れが恐ろしくて本当におびえて泣きそうになっていました。
幸いなことに、家は本棚の本が落ちたくらいで、大きな事故や家族のケガなどもなかったけれど、そしたら、今度は原発事故。
今振り返ると自分が愚かだったと思うんですが、当時のSNSで、原発事故で恐ろしいことになるとか、日本は終わりだとか騒ぐ声に煽られてしまって、何か恐ろしいことが起きるような気がしてただただつらくて、頭がおかしくなるかと思いました。当時、本当に嫌になったんで、しばらくSNS止めてしまいました。
この先日本はどうなるんだろうと、先が暗くて見えなくて、ずっと光がさしてくるのを待っているみたいだった2011年。
でも、もう気づいたら10年。
あれから、いろいろありながらも自分はまだまだ生きています。
毎年、3月11日が来るといろいろなことを思い、そして日本のために祈ろうと思います。
今年は、思いを込めて「花は咲く」を弾かせていただきました。
まだまだ、この国で生きないといけない私たちのために。
そして、今、とても苦しいところを戦っている日本と世界の未来に、どうか花が咲きますように。