ヴァイオリンの弦を交換しました|ー弦を替える目安の時期とは

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久々にヴァイオリンの弦を交換しました。

この何年か、弦については同じものを続けて使わないで、あえていろいろ試していました。

替える前に使っていたのは、トマスティーク社のペーターインフェルド。これは、すごくいい弦でしたね。骨太で深みのある音で弾いていても気持ちよかったので、また、いつか使いそうな気がしています。

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すごくよかったのですが、また、今回の交換ではまた違う弦を使いたくなったので、リピートはしませんでした。

今回、新しい弦として選んだのは、ピラストロ社のゴールドというガット弦です。

なぜ、これにしたかというと、たぶん、私が人生で一番最初に使ったガット弦だから。

ヴァイオリンのレッスンを始めた小学生の頃、ついに大人向けの楽器を手にしたときにそこに貼ってあったのがゴールドだった。

そのことを、去年になって突然思い出したときがありまして、つまりはゴールドが私の原点じゃんと思いまして、そしたら、楽器の弦をゴールドに戻したい…という気持ちがすごく強くなって、次の弦交換するときはゴールドと心に決めました。

ゴールドのE線は他の弦と組み合わせて使っても相性がいいみたいなことをきいたので、実は去年からE線だけはゴールドを使っていたのですが、これがすごく響きのいい弦で気に入っていたので、今回ついに4つの弦すべてゴールドにして、どんな響きになるか楽しみです。

ヴァイオリンの弦を替える時期の目安は?

ヴァイオリンの弦て、どれくらいで交換すればいいのか…というのは、特にアマチュアの場合、いろいろな意見があると思います。

1~2か月で変えろという意見もあれば、3ヶ月~半年めどでいいという人もいるし、1年に1回くらいめどの方もいると思います。

こうした正直いろいろな意見を聞きすぎて、私は正直疲れました。

そして、疲れた結果、自分なりのルールとして、今はだいたい3ヶ月~半年めどで交換するようになりました。

そりゃね、月に一度とかまめに弦を替えられたらいいのもしれませんよ。でもね、ヴァイオリンの弦てけっこうバカにならなないお値段なんです。

しかも、弦てお値段と音のよさもわりと比例する。それだけに、私はそこそこいいお値段の弦を使いたいと思っちゃう派で、月一で弦を交換してたら、お財布からどんどんお金が出て行ってしまう。1~2ヵ月に一度交換は、経済的にちょっと厳しいです。

なので、使いたい弦のお値段と自分のお財布事情をいろいろ考慮したうえで、3ヶ月~半年に一度交換できればいいやということにしました。

余談ですが、少し前に、とあるヴァイオリンの先生のブログを読んで、教室の生徒さんたちには、一年に一回交換できればいいですよって指導しているってきいて、あ、それいいなと思いましたね。

やっぱり、1~2か月で交換してくださいっていわれたら、アマチュアの特に始めたばかりの人には、相当負担だと思うんですよね。

お金かかるのもそうだけど、弦の交換て習い始めの人にはちょっと難しくて、ある程度レッスン続けてないと張替えもできるようにならないので、だから、ひとまず、年一回の交換…てのがレッスン受けてるアマチュアさんには、負担になりすぎないすごくいい目安だと思います。

一応、私が一つだけ心がけているのは、演奏会とか発表会とかを控えている場合は、交換は最低でもその1ヶ月切る前にすませること。

新しい弦を貼ると、弦がなじんでくれるまで時間がかかるんですよね。だから、本番直前の交換とかにならないようには気を付けています。

とはいってもね。過去に演奏会の前日のゲネプロで弦が突然切れたり、本番当日に弦が切れたりしたこともあったからね。

楽器って結局、持ち主のいうことを聞いてくれないときが多いんですよね。そうした中でなんとか付き合っていかないといけない。そういう生き物なんです。

さて、弦は交換したら、今度は弓もぼちぼち張り替えないと。

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この記事を書いた人

映画、音楽、文房具をこよなく愛するフリーライター。趣味はヴァイオリン。
執筆、取材等のご依頼はお問い合わせからか、startofall@gmail.comまでご連絡ください。