気が付けばもう大晦日。
11月からバタバタしっぱなしで、ブログも全然書いておりませんが、さすがに年末なので、振り返り&ご挨拶がてら、書いていこうと思います。
今年を表す一文字は「改」
先だって、noteの共同マガジンのお当番記事でも書いたばかりですが、私の今年一年を表す文字は「改」でした。

仕事やら自分の周りのものやら、いろいろと「改」めることがすごく多かった年。大きく変わった!という実感は自分自身そんなないのですが、振り返ってみれば地味にしかしわりといろいろ自分の流れが変わっていきました。
「cinemas PLUS」のドラマ統括になりました
今年、仕事面で一番大きかったのは、映画メディア「cinemas PLUS」の編集部に入れていただいたこと。
シネマズではわりと昔からライターとしてお世話になっていたのですが、今年になって編集系のお手伝いをさせていただくようになり、現在、「ドラマ統括」という形で、おもにドラマ記事周りのことに関わらせていただいており、私自身も何本かドラマ記事の連載をやらせていただきました。
夏にやらせていただいた「武士スタント逢坂くん!」の最終回記事は、たくさんの方から反響いただきました。「自分が思っていることを書いてくれた」みたいな言葉をくださった方もいて本当にうれしかった。エンタメライター冥利につきます。

現在も、「相棒」「科捜研の女」のレビュー連載をやらせていただいてます。


自分が長年見ているドラマのレビュー連載をさせていただけるのも大変ありがたいです。
「ドラマ統括」ということもあって、シネマズでは書くだけでなく、他のライターさんが書いた記事を読ませていただくのが仕事になりました。
なので、今年は、ライター稼業を始めてから一番自分以外のライターさんの記事に目を通した一年でもありましたが、同業の方の文章に触れることですごく勉強もさせてもらいました。
また、編集部内だったりライターさんとだったりで、毎日のようにいろいろとやりとりさせていただいたり、zoom会議を通して話したりする機会も増えて、それもすごくいい刺激になっていてとても楽しいです。
今年は、シネマズ編集部に入らせていただいたことで、より仕事が充実したものになりました。
身の回りのものをやたらめったら新しくしました。
これは、正直不本意でもあるのですが、2022年は長く使っていたものがお亡くなりになって買い替えないといけないとか、スペックや機能の問題で新しいものに買い替えないといけない…みたいなことが相次ぎました。おかげで、身の回りのいろいろなものを改めた年にもなりました。
愛用していた3DSがお亡くなりになったので、念願のスイッチを買ったりとか。まあ、これは買わなくても生きてはいけたやつですけど、「ファイアーエムブレム」やりたかったので。

5年近くつかったお財布がボロボロになってたので、新しいのにしたりとか。財布買い替えたときは、ついでに動画も撮りました。
化粧ポーチも5年使ったのがぼろぼろになってたので、新しくしました。
そして、夏ごろには携帯をiPhone12に機種変しました。

まあ、これも使ってたiPhone8がだいぶへばってきたので、せざるを得なかったのです。
そして、極めつけはやっぱりこれですね。MacbookAir。人生初のMacです。

ここ数年、仕事はお家のデスクトップでこなしていたのですが、仕事の都合上、携帯して出先で仕事するためのノートパソコンがどうしても必要になりました。それで、求めるスペックのものを探していったら、MBAがニーズに適しているのがわかりまして、「人生で一度もMac使わないで終わるの嫌だし」と、思い切って買ってしまいました。
デスクトップ使えない場所での原稿書いたりちょっとした作業するのに使っております。正直、まだまだ使いこなしているとはいいがたいので、来年はもう少しMacを上手に使いたい。せめて、スタバで上手にイキれるくらいにはなりたいです(笑)。
生きることについて、考えさせられた年でもありました
2021年は生きることをシビアに考えさせられることもありました。
今だから冷静に言える話ですが、実は年明けに母親が手術するのしないのという話になり、結局手術をして、結局それほどたいしたものではなかったのですが、母はもうそれほど若くないということで、手術の前後で、私自身、今後の生きることについてかなり考えたりふさぎ込んだりもしました。
そして、秋ごろには、別のところで悲しい別れもありました。
別れというのは、年を重ねるごとに悲しみと重みを増していくもの。別れに直面したとき、残った私はどうやって生きていけばいいんだろう…と考えざるを得ず、しばらく落ち込みもしました。
でも、最終的に別れた相手は、私がいつまでもめそめそしてたら「何しょげてるの!」って笑い飛ばしてくれるような人だった…と思いだしたとき、ようやく顔をあげることができました。
残った私もあとどれだけ生きるのかはわからないけど、でもできるだけ生きないといけないのだから生きる。
当たり前だけど、そんなことを改めて思い直した年でした。
コロナ禍は続いているけれど頑張った年。希望は捨てない
2020年に引き続いて、2021年もコロナ禍が続きました。
夏ごろ、東京で5000人近くの感染者が出ていたころは、正直こわかったですね。
でも、外出を可能な限り控えてステイホーム続けていたら、気分の切り替えが思うようにできなくて、今だから言えるのですが、夏から秋にかけては例年にないほどストレスがひどくて、頭も体も相当まいっていました。秋になってようやく感染者が減ってきたところで、ようやく泊りがけの旅行にも行けて、それでなんとか回復しました。
そう、振り返ってみると、今年もコロナ禍で怖かったり不安だったりストレスがたまったり…というのは、ずっと続いていました。
とはいえです。
去年の年末、その年を表す漢字を考えたときに頭に浮かんだのは「耐」だったのに対し、今年は「改」。
耐えることではなく改めることが強く頭にあったってことは、コロナに怯えつつ、私それなりに前に進んでたのかなあ…と今更思うのです。
実際、去年の年末「希望は捨てない」と誓って、「希望は決して滅びぬ(Hope Must Never Die)」を何かにつけて心に言い聞かせていて、なんとか希望を持ち続けて生きてこれたみたいです。
2022年も誰かのお役に立てますように
「一寸先は闇」だけど、それでも希望を…と思って生き続けてきた2021年。
ありがたいことに今年もお仕事を続けて、生き延びることができました。
人は一人だけでは生きられないし、仕事もまた自分だけのためにするものではない。
そんな思いが私は歳をとるごとに強くなってきています。仕事でお金を稼げるのも嬉しいですが、誰かの役に立つこと、誰かが喜んでくれることに勝るものはない。自分の仕事で喜んでくれた誰かから「ありがとう」をいただけたとき、心から幸せだと思うのです。
今年、私がやった仕事が誰かのために役立つことがあったならば、とてもうれしい。そして、来年も誰かのために役立つ仕事をして、それが自分の糧にもなっていけたらいいなと思います。
2021年、関わってくださった皆様、どうもありがとうございました。
2022年が皆様にも私にも素晴らしい年となりますように。
「希望は決して滅びぬ」
「夜の一番暗いときは、夜明けのじき前」
Best Wishes
2021.12.31
田下愛
