どうも、長年「相棒」ファンやってるライターの愛です。
2022年10月12日スタートの「相棒 season21」
初代相棒・亀山薫(寺脇康文)が復活とのことで、もう何カ月も前から楽しみに待っていました。
歴代の相棒、それぞれに個性的だったけれど、でもやっぱり亀山薫。一番好きな相棒は誰かと聞かれたら、亀山さん以外にそれはありえないです。
そんなわけで、期待マックスで待っていた第1話の感想です。
「相棒season21」1話 感想
「右京さん!」
もうね、この声を待っていました。
杉下右京と亀山薫復活!
「亀山くん」「右京さん」と呼び合うこの二人をまた「相棒」新シリーズで見られるなんて。
二人が並んでテレビの中にいるってだけで、じわっとくるものがありました。
しかも、さすが名優のお二人。昔に比べてそりゃお歳はとられてるけど、右京・亀山のやりとりが昔と全然変わらない。クールで冷静沈着な右京と熱いハートの持ち主・亀山のツーカーぶりと距離感にブランクは感じられず、さすがでした。
第1話は前後編の前編。かつてサルウィンに旅立った亀山薫が同国の使節団の一人として帰国。パーティで右京さんと再会を果たします。
しかし、そこで薫の元に届いたのはあやしげなメッセージ。サルウィン反政府運動のリーダー・アイシャ(サヘル・ローズ)を殺せ、さもないと大切な人=美和子の乗った飛行機を爆破する…という脅迫状に薫は動転してしまう。
しかも、このメッセージは他のパーティ参加者にも届いていた。彼らはみな動揺し、本気でアイシャを殺そうとする者すら現れる。あれはちょっとどうかと…そこは人としてやってはならないことなので、自分が罪をかぶって殺す!といった青年がいて「やってもらいましょう」みたいになるのは、いくらなんでもって気がしてしまいました。
おそらく、飛行機の件はブラフ(はったり)だろう…と気づく右京。しかし、悲劇が起きた。右京が部屋をたずねたとき、アイシャはすでに命を落としていた。
自殺したように見えるアイシャ。しかし、本当にそうなのかはわからない。
脅迫メールとアイシャの死を企てた犯人はおそらく、亀山以外の件のメールを受け取った参加者の誰か。
あやしいのは、アイシャの親友のミウ(宮澤エマ)。サルウィンの女神ともてはやされていた友人に嫉妬していた可能性は十分ある。あるいは、サルウィンの情勢が変わったことで何かしらデメリットがありそうな外務省幹部の厩谷(勝村政信)。こんなこというのはアレですが、演じている役者さんがどちらも達者な方なので、黒幕の可能性あるなと思ってます(笑)。
ただ、もう一人、目眩を起こしていた女性も気になるところ。一番非力に見えるああいうタイプが実は犯人だった…というのもよくあるので。
などなど、私の予想はほぼほぼこれまで刑事ドラマ見てきた経験上でのカンです。はい、すいません。
何はともあれ、犯人がわかるのは来週。そして、この流れから亀山薫がどうやって特命係に帰ってくるのかが非常に気になるところです。
そもそも警察やめてるし、今のところ刑事に戻るそぶりとか全然見えないんですか…懐かしいジャンパー姿の彼に会えるのはいつ頃なのか?
そして、そして、ラスト間際でもう一つ待っていたものが聞けました。
イタミンこと伊丹刑事(川原和久)の「元特命係の亀山!」
亀山と伊丹。名ライバルにして永遠の喧嘩友だちな二人が並ぶのも14年ぶり。伊丹さんが亀山を呼ぶあれがまた昔と全然変わってなくて、嬉しくてたまらなかったです。ああ、薫ちゃん、本当に帰ってきたんだ!ってここで一番強く実感できました。
14年ぶりの右京・亀山コンビ、そして、亀山・伊丹の喧嘩が繰り広げられる「相棒season21」。
これから本当楽しみです。