日曜日だけど、近いところで締め切り抱えてるので、仕事に必要なものを買いに行ったり、原稿書いたり。
とはいえ、どうしても見たかったお笑いライブが昨日大宮で開催されてたので、一日遅れで配信チケット買って視聴。
タモンズ大波さん、川瀬名人、鬼越トマホークの4人のトークライブ「芸人風紀委員会 ~大波と鬼越と川瀬で芸人界を語ろう~」。
正直、このライブの情報を初めて見たとき、夢かと思った。大好きな毒舌芸人たちが一堂に会していたから。
タモンズ大波さん、川瀬名人、鬼越トマホーク。この4人には共通点がある。
いずれも非常にクレバーで、肝が据わった芸人であることだ。
たんなる毒舌じゃなく、4人とも奥にきちんと芯があって、いざとなったら勝負して切り込んでやる覚悟ができてる。なおかつ、いつでもどこでもそれを出すわけじゃない。コントロールがしっかりできる賢い芸人でもあり、そして、芸人やお笑いに対するリスペクトもそれぞれがそれぞれの形で持ちつつ戦ってる。だから、4人とも筋が通ったすがすがしさを感じる。
「芸人風紀委員会」。期待していたとおりめちゃくちゃ面白かった。
4人がまじめに賢く毒舌はいて切り込んでくれるから、ずっと歯切れがよくて風通しもよくて、充実したエネルギーに満ちていた気がする。
鬼越トマホークの良ちゃんこと坂井良多さん。彼はお笑い界でも飛び抜けて毒舌がうまい一人だと思うのだが、頭の回転が速いゆえにか、暴走してしまうときがある。でも、このライブでは、ほかの3人がそのあたりをうまくフォローしてくれていたように思う。いつも包容力厚く良ちゃんを受けとめる金ちゃん。川瀬名人も鬼越に適度につっこんでトークが暴走しすぎない軌道修正に一役買っていた。
そして、一番先輩で終始落ち着いてトークライブを進行していた大波さん。
実のところ、この4人の中で一番ノーマルに見えて、火が付いたときに最もやばいのは大波さんじゃないかと思ってる。肝が据わっていて、しかもいい意味でのナイフを内に尖らせていることは、「お笑いバックスちゃんねる」などを見ていてもよくわかるから。
だからこそ、このトークライブのまとめ役に大波さんを任せたのが人がどなたか知らないけど、素晴らしいキャスティングだと拍手を送りたい。暴れ馬な鬼越と尖った川瀬名人をまとめつつも一緒に毒舌をはける大宮の番人。それはまさしく大波さんだった。
「芸人風紀委員会」、控えめにいって最高でした。
ぜひレギュラー化してほしい!そうなったら大宮に見に行きます。
いいお笑いを見られた日は幸せ。明日もいい日になりますように。
前に大宮ラクーンよしもと行ったときに撮った、タモンズの等身大パネル。