ここのところ、締め切りが続いたせいか、今日は朝から体調がちょっとだけすぐれない。
眠り方がよくなかったのか、朝から片頭痛に悩まされ、お昼食べたあと、おなかの調子がちょっとよくない。
なので、思い切って、少しお昼寝させてもらいました。体力回復には寝るのが一番。
仮眠をとって起きたら、少し元気になってきました。
目下見ている韓国ドラマ『元カレは天才詐欺師~38師機動隊~』、7話まで見て、だいぶ面白くなった。
韓国ドラマは、復讐劇とか悪い奴をこらしめる物語で、悪い側が徹底して悪く描かれていることが多い。このドラマも、詐欺師たちが税金滞納者たちをだまして税金を払わせるお話で、詐欺はそりゃ決していいことじゃないけど、滞納者側の人間たちがだいぶたちが悪いので、彼らが税金を納めるとむしろスカッとする。
そして、今日見たこの7話が、おそらくターニングポイント。
滞納者側の大ボスがとにかくひどい悪人なんだけど、そのじいさんが許しがたいことをした。主人公のソンイル(マ・ドンソク)は「毒をもって毒を制す」覚悟をするほどに。
この、主人公が鬼になるしかない感じ、前にも見たことがある。「ヴィンチェンツォ」のヴィンチェンツォや「秘密の森」のファン・シモクだ。
彼らもまた、敵側が許しがたい行為をしたために、その悪を絶対に許すわけにいかずひたすら追い詰めていった。
『元カレは天才詐欺師~38師機動隊~』の主人公・ソンイルは、ヴィンチェンツォほど恐ろしくはないしファン・シモクほどに冷たくもない。彼はあくまで税務署で働く公務員で、目的は滞納者に税金を払わせること。復讐するというよりも一部の間違っていることを正す…という感じかな。
まあ、その正そうとするやり方が「詐欺」という正しくはないそれなんだけどね。ただ、この7話まで見てきて、個人的にソンイルに協力する詐欺師たちのことも好きになってきた。
裏街道で生きてる彼らが、ひょんなことから組む羽目になった実直で温かいおじさんのソンイルを好きになっていってるのを見て、なんか憎めない奴らだなと思うのだ。詐欺師たちのソンイルを見る目が変わっていって、心情の変化が伝わってくるのが、なんともいい。
邦題だけは本当どうなのよと思うんだけど『元カレは天才詐欺師~38師機動隊~』、続きが楽しみです。