所属しているオーケストラで、来年1月の本番に向けて、毎週練習しています。
なんだけどね。
今度の演奏会のメインプログラム、シューマンの交響曲第2番。
私、シューマンという作曲家自体はすごく好きなんですが、この曲は…演奏する側からすると、恐ろしいところが一部ある曲なので、ちょいとあ~あと思ってます。
まず、2楽章。
曲を聴いたときから、うすうすわかってはいたのですが、楽譜をもらってから、改めてCDで2楽章を聴いたとき、あまりの恐ろしさに楽譜をぱんと閉じました。
なんだ、この早い動きがじゃんじゃか続く感じ。
ああ、もういやだ、見たくない、だって見たら、自分がしなきゃいけないことがわかっちゃうじゃないか。
見たって、どうせやりたくないことに決まってるよ。ああ、現実を受け入れたくない
ということで、恐ろしさにふるえあがった2楽章。
ただね。
改めてきちんと楽譜見たら、落ち着きました。
オーケストラの弦楽器は、ヴァイオリンのみパートが1stと2ndの2部にわかれます。
ほんで、2楽章で大変なことをやってるのはおもに1stヴァイオリン。
私が所属する2ndヴァイオリンではなかった。
なので、1st大変だな~と同情しつつも、ちょっとほっとしたわけです。
ところがね。
ほっとして弾けると思ったら大間違い。
大変なのは1stだけじゃありませんでした。
2ndが恐ろしいのは4楽章でした。
4楽章、2ndヴァイオリンは、楽譜1ページとちょっとの三連符の嵐。
それが、同じ音のまま続くんだったら、まだ簡単なのですが、そうじゃないんです。
微妙に音が違う三連符をあれこれ続くんです。
臨時記号がたくさん出てきて、それを追うだけでも大変。
もう、あ~あですよ。
1stヴァイオリン、2ndヴァイオリン、ともにつらいとこがあるシューマンの2番です。
もちろん、さすがシューマンでかっこいいとこもいっぱいある曲です。ゲルマン的な誇り高さみたいなものも感じられるし。
でも、むずかしいんです。簡単にできないから、やっぱそこはとほほって思ってしまうわけで。
まだ、練習始めたばかりなんですが、4楽章のきつい部分に来ると、自分でも顔つき変わってるんだろうなと思います。ここで、おっそろしく本気モードになってるというか。
本気の気合入れないと弾ききれないところなのです。
というわけで、大変なのですが、こういうの弾けるようになるには、ひたすら練習するしかない。
なので、家で個人練習するときも、嫌ですが、この部分さらっております。
まあ、まだ時間はあるから、とにかくやるしかない。
ヴァイオリンのみなさん、がんばっていきましょうね。
ちなみにうちとこのオケ団員絶賛募集中なので、興味ある方はオーケストラのHPからご連絡などしてみてください。
シューマン : 交響曲第2番・第3番〈ライン〉 レヴァイン=ベルリン・フィルハーモニー
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