ごきげんよう、ライターの愛(@ai_writer)です。
ええ、このたび、公式ライターとしてお世話になっている「シネマズby松竹」の企画で「「笑いを計測する」という試みに参加してきました。
笑いを計測する機械「アッハ・メーター」をつけて映画「家族はつらいよ」を見た
今回、笑いを計測した場所は映画館。
目下上映中、かつ面白い!笑える!と評判の映画「家族はつらいよ」をみて、どれだけ笑ったかを計測してみよう!という企画なのです。
さて、ここで登場したのが、笑いを計測する機械「アッハ・メーター」。
こちらはラフグラム・リサーチという会社さんが開発した、人が笑うときの声「ア」と「ハ」の数を算出して「アッハ」という独自の単位で笑いの数を測ることができる計測機械です。
今回、こちらを装着して、映画「家族はつらいよ」を觀てまいりました。
まさかの熟年離婚にあたふたする家族たちの喜劇ストーリー「家族はつらいよ」
「家族はつらいよ」は、いきなり、夫・周造(橋爪功)に「離婚して」と書類を突きつける妻・富子と、この熟年離婚問題に巻き込まれた長男夫妻、長女夫妻、そして、次男とその恋人たちが繰り広げる家族の喜劇物語。
家族の離婚という一大事。両親を心配してあたふたする周りの家族たちですが、そこで、彼らが日頃抱えている不満などもついついこぼれ落ちてきてしまう。
それらは、はたから見たらしょうもないことなのだけれど、一緒に暮らしている家族からすると、もう嫌なのよ、イラッとするのよ!という数々のこと。どこの家族にも起こりうるに違いない、いざかいのあれこれがコミカルに描かれています。
すごく身近な出来事を上手な役者陣が滑稽かつリアルに演じきってくれたおかげで、要所要所でクスクス笑い、ときに、おいおい!とツッコミ、そして、アッハッハと笑いながら、楽しみました。
そう、だから家族はつらいんだよね。
個人的には、長男を演じた西村雅彦さんの演技が特にツボった。「真田丸」の室賀正武役も素晴らしかったですが、ここのところ、ぐっと成熟されてより素敵な役者さんになられた感じがありますね。
530アッハ笑った!笑うことの効果とは
映画を見終えた後、私が装着した「アッハ・メーター」を見てみると、出した数値は530アッハ
人が一日笑う量の平均は、おおよそ150アッハくらいだそうなので、この映画を見たおかげで、私はこの日普段の3倍くらい笑ったわけです。
写真は、映画の上映中の笑いをグラフ化したもの。何人かで同じ時間に映画を鑑賞したのですが、笑いの波はそれぞれ違います。
ちなみに、私は赤い線のグラフ。笑ったり、笑わなかったりの差が比較的大きかったかも。
笑いのツボって人それぞれだと思うのですが、何人かでアッハ・メーターつけてお笑いライブとか見たら面白いそうかもとかちょっと思いました。
この日、ラフグラム・リサーチの方から、色々とお話もうかがったのですが、笑うことには、
・血糖値の上昇をおさえる
・ストレスの緩和になる
・軽い筋肉消費くらいのエネルギー消費ができる
といった健康によい効果があるんだそうです。
確かに…お笑いのライブで思い切り笑った日とか、面白い映画で笑い転げた日とか、すごく幸せで心も体も元気になった気がするからねえ。
ちなみにアッハ・メーター、首のあたりにつけていたんですが、映画見ている間、全然気にならなくて、つけてることも忘れちゃってましたね。
映画終わって、席を立ってから、あれ、首のところなんかついてるわ~感を思い出しました。
こんなふうに、面白くて笑ってると気にならなくなることって、実はけっこう多いかも。
面白い体験をさせていただきました。
「笑いは健康と大きく関係している」というのを肝に銘じて、これからもお笑いとか映画とか笑う機会をいっぱいもちたいと思います。
素敵な山田洋次監督様へ
映画『家族はつらいよ』のパンフレットに書かれた山田洋次監督の言葉がとても素敵でした。
監督の代表作である「男はつらいよ」、そして、今回の「家族はつらいよ」のタイトルにこめた思いなどを語っていらっしゃるすごく簡潔でシンプルな言葉。しかし、そこに長い人生の中で、難儀なことがあったり、大変なことがあって、でもここまで生きてこられた監督の歩みの重さ、尊さがあり、すとんと心に入ってくる言葉に感動を覚えました。
私もいつかこういう言葉を書ける聡明な大人になりたいです。本当に。
山田洋次監督様
素敵な映画で笑える時間、そして、素敵な言葉をありがとうございました。
こちらの企画、「シネマズby松竹」でも私が書いた記事が掲載されています。ぜひ、ご覧になってくださいね。
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