ごきげんよう、ライターの愛(@ai_writer)です。
石ノ森章太郎先生の作品を考察する「石ノ森マニアクス」~「ジャッカ―電撃隊」2話のレビューです。
あらすじ
無差別狙撃事件の捜査に乗り出すジャッカーたち。
なかなか手がかりがつかめない中、新型の銃を手に入れた男の話をボクサー時代に世話になった山さんから聞いた東は、横須賀へ向かう。
しかし、そこで見たのは、クライムに襲われ瀕死の状態の山さんの姿だった。
復讐に燃える東は、単身、捜査に乗り出すが…
レビュー
この頃は、今と違って戦隊の戦士がきちんと大人だった時代で、なおかつ子供っぽくないハード路線のジャッカー。
ある意味、その象徴的なキャラクターがこのダイヤジャック・東竜ですね。
桜井や大地はまだ少年ぽいところが残っているのに対し、元ボクサーの東は、非常に男くさく男の色気がある正真正銘の大人の男。
そして、今回もまたえらくハードな展開。狙撃事件で人は真っ黒な死体になってしまうし、山さんの死に際も壮絶。
特撮だと、悪の組織といいながらも、人を殺す場面がなかったり、スケールの小さいことしかしてない悪役ってのが少なくないですが、クライムはそういう手ぬるい悪ではない、まさに本当の悪。私利私欲のために平気で人を殺せる犯罪組織。
そのあたり、低年齢層に受け入れられらなかったのは、当たり前といえばそうかもしれんが、ただ、大人から見ると、ドラマが甘ったるくないので、すごい面白い。
そして、ハードなドラマには大人の男がよく似合う。
東の男くささが、すごくいい味出しています。
あと、今回もうひとつ地味に見せ場になっているのが、変身前の姿で事故現場に来たジャッカーたちが、それぞれ怪力を発揮して車を持ちあげるシーン。
彼らが生身の人間ではないというのが、はっきりとわかるうまい場面。ジャッカーにびっくりしているおまわりさんたちがちょっと面白かった。
今回の突っこみどころ
特になし
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田下愛 | note
フリーライター。「ねとらぼエンタ」「シネマズby松竹」「リアルサウンド」などで、漫画・音楽・映画を軸に執筆しています。ブログ:https://startofall.com/
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