ごきげんよう、ライターの愛(@ai_writer)です。
石ノ森章太郎先生の作品を考察する「石ノ森マニアクス」~「超神ビビューン」第9話のレビューです。
あらすじ
なんでも溶かしてしまう壺の妖怪・魔壺。かつてダイマ博士の親友の野々村博士によって土に還されたが、陶芸家の老人が魔壺の本体が宿る土を掘り返してしまう。甦った魔壺は、次々呪いで人を吸い込み、立ち向かったズシーンも犠牲に。どうする、ビビューン、バシャーン?
レビュー
今回の敵は、壺の妖怪・魔壺。前回のヒマワルと同じく、壺でできた顔の姿だけで登場しました。このいわゆる肉体がない姿が妖怪らしい演出でいいなと思います。
ビリンとシンドいわく「妖怪社会のエリート」の魔壺ですが、名前を呼んで答えたら吸い込まれるっていう、すごくどこかで聞いたことあるタイプのやつ。てか、5話のコダマーンと同じタイプのやつやん。これは、妖怪社会のトレンディなのかしら。
しかし、その呪いに、ズシーンがまんまとひっかかってしまいました。
彼は変身した姿も一番コミカルだし(なんせ、『アクマイザー』のガブラの魂受け継いでるし)超神3人の中で、ちょいとズッコケの立ち位置なんでしょうね。
彼が囚われの身になってしまって、最後のバトルはほぼビビューンとバシャーンが戦ってて、また第7話みたいにズシーンなしで片づけちゃうかとドキドキしましたが、さすがにそれはなくて、ほっとしました。
そして、今回、なにげにすごいゲストがいらっしゃいます。魔壺を甦らせる陶芸家を演じた黒澤映画の常連・藤原釜足さん。そして、役名も「藤原作ヱ門」です。
今回の突っ込みどころ
魔壺について、「数年前、関東地方で大暴れした…」と普通に語るダイマ博士。
妖怪が大暴れするって、けっこうな事件だよ
そんな淡々と普通に話してんじゃないよ。
『超神ビビューン』レビューの続きはこちら
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