ごきげんよう、ライターの愛(@ai_writer)です。
映画「パワーレンジャー」が公開されて、今夏は私も大好きなスーパー戦隊が熱い感じがしますが、Amazonビデオで、「スーパー戦隊」シリーズ結構配信されています。
今回は、アマゾンプライムビデオで見られる個人的おすすめスーパー戦隊作品をまとめてみました。
本当は、全シリーズから何本もっとコンパクトにまとめようとこの記事を作り出したんですが、
いざやりだしたら、あ、あの作品も紹介したい、この作品もとりあえず一言言っときたいわと、
特撮オタクの血がどんどん騒いで来てしまったので、今回は「(1)」ということで続き物にすることにしました。
今回は、スーパー戦隊初期の6作品を紹介します。
Amazonプライムで見られるスーパー戦隊おすすめその1「秘密戦隊ゴレンジャー」
カラーによる戦士分け、「レンジャー」「ジャー」という後々まで続く戦隊の呼称、5人そろった名乗りのポーズに合わせ技など、今日まで続く、戦隊ものに欠かせない要素すべてのパイオニア作品です。
Amazonプライムで見られるスーパー戦隊おすすめその2「ジャッカー電撃隊」
ただ、作風が今一つ低年齢層に受けなかったらしく、途中で路線変更するも、それがより迷走を招いた感もあり、シリーズの中で唯一打ち切りになってしまった不運の作品。
正義のために戦うということは、決して軽いことじゃないというメッセージもがっつり伝わってくる。
ばんばん人も死んでしまうし、怖いし、確かに子供が見て面白いかは難しいところ。
でも、作品のクオリティはすごくしっかりしているので、打ち切りだのなんだのということで誤解しないで見てほしい作品ですね。
Amazonプライムで見られるスーパー戦隊おすすめその3「バトルフィーバーJ」
「スーパー戦隊」第3作目バトルフィーバーは、シリーズ随一のスタイリッシュな作品。
正義まっしぐらじゃなく、ときにはサボることもある力の抜けたスマートな大人の戦士たちが繰り広げる戦いは、今見てもおしゃれでかっこいい。
ギャバンの大葉健二さんがバトルケニア、キカイダーの伴大介さん(当時の芸名は伴直弥)が二代目バトルコサックを演じていたりとキャストも豪華。そして、名優・東千代之介さん演じる鉄山将軍は、戦隊シリーズの中でも特に際立つ名長官の一人でもあります。
なお、巨大ロボットが最初に登場したのはこの「バトルフィーバー」からなんです。
Amazonプライムで見られるスーパー戦隊おすすめその4「電子戦隊デンジマン」
4作目のデンジマン。こちらは、初の民間人だけの戦隊。戦隊定番の黒のゴーグルマスクはこの作品から定着しました。
正義側では、前作から続投の大葉健二さん、美しいピンクの小泉あきらさんなどが際立っていて、あと、グリーンのガールフレンドの婦人警官・チーコがいい味を出しています。
ただ、この作品で特筆すべきはむしろ悪の側。スーパー戦隊史上最高の女ボス・へドリアン女王がとにかく素晴らしい。リーダーシップにあふれ、部下を思いやり、でも欲張りで見栄っ張りでちょっとお馬鹿。
こんな魅力的な女ボス、ほかにいやしない!とい女王様を特撮界唯一無二の名女優・曽我町子さんが好演しています。
Amazonプライムで見られるスーパー戦隊おすすめその5「太陽戦隊サンバルカン」
男性3人の戦隊という異色作の「サンバルカン」。
こちらは、名優・岸田森さんが演じる正義側の司令官・嵐山長官が素晴らしい。スナックの気さくなマスター・冷静な司令官・娘を思う父親の3つの顔を自然に演じ切っています。岸田さんの遺作になったということでも貴重な作品。
なお、男ばかりの戦士たちの間に咲く花の役目として、長官の娘のキュートな美佐ちゃんもいるのでご安心ください。
ただ、ある意味一番キュートなのは、悪の組織ブラックマグマの客員幹部・へドリアン女王。そう、前作「デンジマン」の大ボスが次の作品にもレギュラー続投しているんです。
異例中の異例を成し遂げた女王様は、前作同様の大活躍。コミカルな雰囲気が目立ち、虫歯になったりノリノリでダンスを踊ったり、宝石食べちゃったりしています。
Amazonプライムで見られるスーパー戦隊おすすめその6「大戦隊ゴーグルファイブ」
王道的すぎる健康的な作品で、ぶっちゃけドラマの深みとかはいまいちです。
ただ、注目してほしいのは、ピンクの女戦士・桃園ミキがとにかくかわいらしいこと。
彼女が人気を博したことで、戦隊ものの女戦士がいわゆるタフな女性から親しみやすい女性になった。後にアイドルが戦隊ものに出演することも珍しくなくなった、その流れを作っています。
まとめ
私は基本的には昭和系の特撮が好きなのですが、今回紹介した6作品はまさに昭和の戦隊もの黎明期の作品です。
それだけに作風が近年よりバラエティに富んでいるというか、戦士の国籍が豊かだったり、大人っぽい戦隊がいたり。
5人戦士で色が違って、力を合わせて悪を倒すという基本中の基本は「ゴレンジャー」で確立されましたが、
それをベースにどういう風にしたら子供たちによろこんでもらえるのかと、すごく試行錯誤している感じがあって面白いです。
今回、紹介した中では、さらに絞るとなると、個人的に一番好きなのは「ジャッカー電撃隊」ですが、あとは「ゴレンジャー」と「デンジマン」は見るといいかなと思います。
とりあえず、へドリアン女王を見ずしてスーパー戦隊を語るなとは、いいたい。
さて、まだまだ紹介したい作品はたくさんあるので、近々第二弾を期待していてくださいね(笑)。