やっぱりファンタジー最高!『八咫烏シリーズ』が面白すぎる件

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ずっと積読書籍として置いておいた阿部智里さんの「八咫烏シリーズ」をついに読み始めた。

……なにこれ、すげえ面白いじゃん。

第1作『烏に単は似合わない」がとにかく面白くて一気に読み終えて、その後すぐさま第2作「烏は主を選ばない」をポチってこれまた夢中で読みふけってしまった次第である。

八咫烏シリーズは、八咫烏たちが人の姿で暮らす世界の王宮「山内(やまうち)」を舞台に権力争いや嫁取り物語的な展開が繰り広げられるファンタジー作品。

実は第1作は結構前に手に入れていた。けれど、なかなか読む時間がとれなかった。
そして、読まないでいる中でコミカライズやアニメ化までされてしまったので、正直先にそっちに手を出してしまおうか……と思ったこともあった。

けれど、この作品に関しては、なぜだか「まず原作小説を読んだほうがいい」という直感があった。
なので、他のメディアミックスを我慢してようやく時間を作った。
結局自分の直感が正しかったと思っている。
原作が活字作品として非常にクオリティが高いものだったからだ。

とにかく面白い。そして、美しい。
1作目、2作目ともに幻想的なファンタジーと複雑な人間ドラマが巧みにブレンドされ、しかもそれが非常に読みやすくたおやかな描写で語られている。
久々に活字ならではの美しさ、というものを存分に堪能し、読み終えた後に心地よい充実感があった。


さらに、八咫烏シリーズは、ファンタジーの中に骨太なミステリー要素が盛り込まれた作品でもある。
1作目のラストで度肝を抜かれ、「そういうことか!」と唸るしかなかった。
2作目でも、1作目ほどではないにせよ、「あーー!」と最後に思わず声をあげてしまった。
真相がわかったときのスカッとする感じがまたとてもよい読後感。

こんな読み応えのあるシリーズに出会えたことが、うれしくて仕方ない。

うれしいことにこの「八咫烏シリーズ」は既刊が現在13作も出ている。
1作、2作ですっかり魅了されてしまったので、しばらくは八咫烏たちにどっぷり浸かる日々を過ごしたい。

やっぱりファンタジー最高。

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この記事を書いた人

映画、音楽、文房具をこよなく愛するフリーライター。趣味はヴァイオリン。
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