「いつも帽子をかぶっているおしゃれな文化人」に憧れていたけれど

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若かりし頃、ぼんやり憧れていたのが「いつも帽子をかぶってる人」。

帽子は自分にとっては「おしゃれ」なアイテム。
帽子が似合う人、帽子をよくかぶる人=おしゃれな人というイメージがあり、
あとは、若い頃に憧れたおしゃれな文化人の中には帽子をよくかぶっている人が多かった。

なので、いつかごく自然によく帽子をかぶってるおしゃれな人になれたらいいなあ…と憧れていた。

それから時が過ぎ……

今の私は、おしゃれかどうかはともかく、「いつも帽子をかぶってる人」にはなりつつある。
春夏秋冬、一年を通して外出するときはだいたい帽子を被っている。

ただし、帽子をかぶっている理由は「おしゃれ」だけではない。

帽子かぶったらおしゃれに見えるかな?というのもあるけれど、一番は「日差し対策」と「防寒対策」である。

帽子なしで出かけた夏、日差しにやられて帰ってきたら頭痛を起こしてしまった。
帽子なしで出かけた冬、頭や耳が寒くて、がまんできずドン・キホーテに駆け込んで帽子を買った。

このように、帽子なしで外出すると「頭痛い」「寒い」など切実に嫌なことが起きたので、
それらを回避するために、外出時に必ず帽子をかぶるようになったのだ。

最近いつもかぶっているのは、ニューハッタンのバケットハット。赤と青の2つを洋服にあわせて使い分けてます。

去年までずっと長い髪をかんざしでお団子的にまとめるヘアスタイルだった私。なので、帽子も髪のお団子が入る大きいサイズが必要だったのだが、今年になって入院をきっかけに髪を短くしたおかげで、サイズを気にせず帽子が楽しめるようになった。

そんなわけで、気づいたら「いつも帽子をかぶってる人」にはなっていた私。
さすがに、かつて憧れた「いつも帽子をかぶっているおしゃれな文化人」にはなれなかったけど。
ただ、年を重ねた結果、帽子をかぶってる文化人的な人には、だいぶアレだったりアレなタイプもいるとわかってきたので、さすがに今はそんな憧れてもいない。

夏の暑い時期は、日差し対策にもう少しつばの広い帽子が必要かな。

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この記事を書いた人

映画、音楽、文房具をこよなく愛するフリーライター。趣味はヴァイオリン。
執筆、取材等のご依頼はお問い合わせからか、startofall@gmail.comまでご連絡ください。