7月の始めに山梨の「中村キース・ヘリング美術館」を訪ねた。

アメリカのストリートアートの先駆者であるキース・ヘリング。
ストリートとはつまりは落書き。
落書きだけれど、落書きだからこそのよさがある。
※展示の撮影OKだったので、撮影しています。

展示コーナーに足を踏み入れてすぐ、やんちゃでカラフルなアートの数々に「わ……」と心が踊った。


プリミティブでカラフルなストリートアート。
とにかく楽しい。
明るくやんちゃな少年が落書きしているみたいなパワーと純粋さにあふれる中にうっすらエッジが利いている。






このとき、グッズはいいかなと思って買わなかったんだけど、後から、甥っ子ちゃんのお土産にTシャツ買ってもよかったなと思った。
キース・ヘリングが描く無邪気でカラフルなデザインは、好奇心が強くてわんぱく坊主なうちの甥っ子ちゃんによく似合うはずだから。
絵だけ見ると面白いことが好きでやんちゃな男の子の影が見える。でも。館内にあったポートレートに映るキース・ヘリング本には、シャイな感じにも見えるメガネの青年で。
実際の彼がどんな人だったかはわからないけれど、ただ、描くものからして無垢なエネルギーを内に秘めていたに違いないとは思う。
メガネの青年がストリートに夢見たポップでやんちゃで繊細なアートに、たくさんのエネルギーをもらいました。
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