家族が亡くなると、色々とやらないといけないことがある。
父が亡くなったことで発生した名義変更やら解約やらの残務処理がとにかくいろいろあって、
先月からこなしているのだが、なかなか終わりが見えてこない。
電話したり、ネットやスマホで操作したり、送られてきた手続き用紙を記入して発送したり、とにかく少しずつこなしている。
そして、この手続き、すぐに話が進んでスムーズに終わるところもあれば、いちいち面倒でイラッとするところもある。
一番話が早くてスムーズな神対応だったのは水道料金。電話したらすぐに「わかりました。じゃ手続き用紙送りますね」と、数分の確認でめどがついた。
ほかは正直、だいぶ面倒だったり電話口で戸惑ったりするものもありました。
そして、痛感したのがこの国はまだまだ「紙の書類」対応だらけだなあ、ということ。
手続きのほとんどが、所定の用紙を送るので書いてくれ、本人証明のために戸籍謄本やマイナンバーのコピーを添えてくれ…というものばかり。
一部スマホやパソコンで手続き完了できたところもあったけれど、そういところの方がまだまだ少ない。
まあ、しょうがないだろうな。この高齢化社会、紙で手続きできないと困る人いっぱいいるし。
と理解しつつも、いつか、マイナンバーカードをピッとするだけで手続きが一括で終わる未来が来ないものかと、夢見たくなってしまった。
この国ではまだまだそうなるには時間がかかりそう。やれやれ。