ごきげんよう、ライターの愛(@ai_writer)です。
3月28日に発表されたマンガ大賞2017の大賞発表および授賞式に行ってきました。
というわけで、速報&詳細レポートで記事3つ「comic-candyまんが研究所」で書きましたよん。
マンガ大賞2017 大賞作品は『響~小説家になる方法~』
マンガ大賞2017の大賞作発表及び授賞式が、本日3月28日、都内で行われた。今年の受賞作は『響~小説家になる方法~』(柳本光晴)
マンガ大賞2017授賞式レポ(1)受賞作『響~小説家になる方法~』へ「マンガは絵じゃないってことが証明された」の名言?
マンガ好き有志が一番面白いマンガを決める賞「マンガ大賞2017」授賞式が2017年3月28日、都内で開催されました。 マンガ大賞は、2008年に設立され、今年で10回目を迎える賞。書店員をはじめとするマンガ好きの有志たちが集まり、ノミネート作品及び大賞作を決定しています。 …
マンガ大賞2017授賞式レポ(2)柳本光晴「才能を描きたかった」作品誕生秘話を語る
マンガ大賞2017授賞式レポ・第2弾は、当日舞台に上がった登壇者の談話を中心にお届けします。 …
マンガ大賞とは?
もしかしたら、マンガ大賞って何ぞや?という方もいるかもしれませんので、軽く説明しておくと…
マンガ大賞は、2008年から始まったマンガ好きによるマンガ好きのための賞。
面白いマンガを読みたい!人に薦めたい!という書店員さんらをはじめとする有志たちがあつまって作られました。運営は選考委員さんたちが手弁当で集まって行っています。
選考対象は、その年の1月1日から12月31日に出版された単行本の内、最大巻数が8巻までの作品。
一次選考では、各選考員が「人にぜひ薦めたいと思う作品を5作品」を選び、
二次選考では、一次選考の結果から得票数10位までの作品がノミネートを決定。
選考員はその全てを読み、トップ3を選出し、その結果を集計して「マンガ大賞」受賞作が選ばれます。
これまでの受賞作には「ちはやふる」「テルマエ・ロマエ」「3月のライオン」「乙嫁語り」「海街Diary」「かくかくしかじか」などなど。
マンガ好きならずとも名前を目にしたことがあるであろう作品が並んでます。
そして、この中には、知名度が上がったのはマンガ大賞受賞がおおいに関係したであろうものもあります。
「ちはやふる」「テルマエ」なんかは、受賞後一気に人気が加速してましたね。
今年の受賞作は『響~小説家になる方法』
今年の受賞作はビッグコミックスペリオール(小学館)で連載している『響~小説家になる方法~』(柳本光晴)。
授賞式には作者の柳本先生が登壇されましたが、まあ、トークの面白かったこと。
切れ味するどいところとニッチなところとそして天然?みたいなところが絡み合っていて非常にお話が楽しかったです。
なお、今年のノミネート13作の獲得ポイント順のランキングは以下のとおり。
1位 『響~小説家になる方法』(柳本光晴)
売り上げランキング: 13
2位 『金の国 水の国』(岩本ナオ)
小学館 (2016-07-08)
売り上げランキング: 490
3位 『ダンジョン飯』(九井諒子)
ダンジョン飯 1巻<ダンジョン飯> (ビームコミックス(ハルタ))
売り上げランキング: 314
4位 『アオアシ』( 小林有吾/上野直彦)
小学館 (2015-04-30)
売り上げランキング: 6,810
5位 『波よ聞いてくれ』(沙村広明)
売り上げランキング: 1,349
6位 『約束のネバーランド』(出水ぽすか/白井カイウ)
約束のネバーランド 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)
売り上げランキング: 354
7位 『ゴールデンゴールド』(堀尾省太)
売り上げランキング: 427
8位『ファイアパンチ』 (藤本タツキ)
売り上げランキング: 1,085
9位 『ハイスコアガール』(押切蓮介)
ハイスコアガール(1) (ビッグガンガンコミックススーパー)
スクウェア・エニックス (2012-02-25)
売り上げランキング: 80,634
10位 『からかい上手の高木さん』(山本崇一朗)
からかい上手の高木さん 1 (ゲッサン少年サンデーコミックススペシャル)
小学館 (2014-06-12)
売り上げランキング: 1,523
11位 『私の少年』(高野ひと深)
双葉社 (2016-06-11)
売り上げランキング: 2,005
12位 『東京タラレバ娘』 東村アキコ
13位 『空挺ドラゴンズ』(桑原太矩)
売り上げランキング: 1,736
ええ、ワタクシのこの中での一推しは「金の国 水の国」でした。
岩本ナオ先生、「町でうわさの天狗の子」のときから、大好きです!
たぶん、大賞はいかないだろうなあと勝手に予想していたんですが、2位ということで得票数が高かったのは、うれしいです。
これまで、「マンガ大賞」は、2回、3回、4回と続けて取材に行き、その後、忙しくてしばらく行けなかったのですが、
マンガは自分の仕事の重要なコンテンツだと確信したので、去年から再び取材復活。
マンガ好きのためのお祭りに参加させていただくのは、とても楽しかったです。
来年もまたぜひ、行きたいし、その先も行きたいので、マンガ大賞がずっと長く続いてくれることを期待しています。
あ、そして取材の裏話もちょっと書いてみたので、よかったらどうぞ。
マンガ大賞夜話(取材裏話) | 田下愛 | note
去年に引き続いて、今年も「マンガ大賞」授賞式の取材に行ってきました。これまで、第2回・第3回・第4回を取材し、その後、しばらくお休みして、昨年取材復活。そして、今年も行ってきました。というわけで、まずは裏話をつらつらと。
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月刊フリーライター00ai | 田下愛 | note
フリーライター・田下愛が綴るエッセイ プロフェッショナルとパーソナルのはざまにある言葉ー
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