ごきげんよう、ライターの愛(@ai_writer)です。
虹を越えていく素敵な場所、それはオズの国。
先だって映画「オズ めざせ!エメラルドの国へ」の試写会にお邪魔させていただきました。
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これは、あの有名な「オズの魔法使い」の新作映画。新たなオズの国の物語です。
あらすじ
かつてオズの国で西の悪い魔女をやっつけたカンザスの少女・ドロシー・ゲイル。しかし、オズでの友人たち、かかし、ブリキ男、臆病ライオンたちが送ってきた魔法の虹によって、ドロシーと愛犬トトは、オズに連れ戻されてしまう。
なんと、オズは西の魔女の弟のジェスターによって支配されていた。おしゃべりなフクロウのワイズ、マシュマロのマロー保安官、陶器の王女、古い樹木のタグら新しい仲間とともに、友達を助けるためにジェスターの待つ城へ向かうドロシーだったが…
さて、それでは、映画の感想です。
ドロシーはやっぱりドロシー
「オズ」のヒロインといえば、カンザス出身のドロシー・ゲイル・
実は、「オズ」のヒロインというのは原作では何人も存在していて、シリーズには、まったく別の少女が活躍する物語もいくつかあるんです。
ただ、その中で、一番魅力があるのは、やっぱりドロシー。
明朗でやさしくて勇気があるこの女の子は、誰よりも自然に描かれていて、等身大の魅力が光っていて、だからこそ、みんな彼女が大好き。
オズの物語の魅力=ドロシーといってもいいくらいの重要なキャラクターなのです。
この映画のドロシーは、もともとの「オズの魔法使い」よりも現代風に多少アレンジされています。
だけど、それでもやっぱりドロシーはドロシー
私のよく知っているドロシーが映画の中にいてくれました。
彼女は魔法も使えないし、特殊な力があるわけでもない。
けれど、誰にも負けない武器を持っています。それは、強くてやさしい心。
だからこそ、オズの仲間たちは、ドロシーが大好きになるのです。
オズの個性豊かなキャラクターたちはやっぱり素敵!
「オズ」の物語に欠かせないもの。それは旅の仲間です。
オズの国では、いつでも主人公を助ける不思議で素敵な仲間がいます。
今回、ドロシーと旅するのは、太っておしゃべりなフクロウのワイズ、
まじめで頼りになるマシュマロのマロー保安官、美しい陶器の王女、そして、老木のタグ。
個人的には、マロー保安官がツボでした。映画が公開されたら、彼は絶対ファンが付くと思います。
あと、タグの声をあてているのが「新スタートレック」のピカード艦長や「X-MEN」のプロフェッサーXを演じたパトリック・スチュアートなのが、超個人的にテンションあがりました。
(「新スタートレック」いっとき、はまってシリーズ超見てたんです)
彼らが冒険の中で友情と絆を築いていく姿がとても素敵。
友達のため、そして、オズの国のために彼らは立ち上がるのです。
オズはイマジネーションをかきたてる魔法の国!
この映画の原作は、オズの作者であるライマン・フランク・ボームのひ孫にあたるロジャー・S・ボームが書いた「ドロシー・オブ・オズ」という作品が原作なんだそうです。
もともとの生みの親であるライマン・フランク・ボームは14個のオズの物語を書いているのですが、ボーム亡き後も、何人もの作家がオズの物語を書いているのだそうです。
ミュージカル、「ウィキッド」や去年公開された「オズ はじまりの戦い」など、オズはとても二次創作が多い作品なのです。
それは、わかります。だってこの国には、とても人を魅了するマジックがあるのだから。
動物たちが言葉をしゃべり、妖精や魔法使い、ロボットや人形たちが暮らすこのファンタジア。
この国では魔法がはたらき、機械が動いてどんな奇跡だって起こせてしまう。
このとても魅力的な国を愛してやまない人たち、この国に行きたくてたまらない人たちが、新たなオズの物語を生み出していっているんだと思います。
まとめ
「オズ めざせ!エメラルドの国へ」、映像もとてもきれいでした。原作ファンがよく知っているあの国やらあの国やらあのお城やら。見ていてわくわくした。
というわけで
・等身大の女の子・ドロシー
・個性的な旅の仲間
・美しいオズの国
という、オズの物語に必須の3つの要素をきちんと描いていたこの映画。とても楽しかったです。
「オズ めざせ!エメラルドの国へ」は、来年1月10日から公開だそうです。
公開されたら、また見に行ってもいいかもとしら思っています。
だって、やっぱり、虹を越えてあの国へ行きたいんですもの。
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