【特撮魂】「超電子バイオマン」合掌…メッサージュウ

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「超電子バイオマン」コンプリート・ソングコレクション 戦隊8
「超電子バイオマン」コンプリート・ソングコレクション 戦隊8

※この記事は、以前アメブロで書いたものを加筆修正したものです。

さて、「超電子バイオマン」です。

さて、この「バイオマン」は、戦隊シリーズの中で、女性戦士が2名というのにはじまり、色々と新機軸を築いた作品ですが、
悪役の組織構成にも、他の作品と大きく違う特徴があります。

戦隊ものというのは、基本的には毎回、ゲスト怪人なるものが登場し、さらにはゲスト怪人が再生してでかくなったり、兄妹だったりする巨大怪人が出てくるというのがお約束。

なのですが。
「超電子バイオマン」には、いわゆるゲスト怪人なるものが基本存在しません。

その代わりに悪の組織新帝国ギアでは三人の幹部、ビッグスリーの下に「ジューノイド」なる5人の怪人幹部が存在します。

メッツラー、メッサージュウ、サイゴーン、アクアイガー、ジュウオウ。

この5匹の「ジューノイド5獣士」が、毎回交代でお当番になって、バイオマンと対戦し、必殺技でやられたあと、巨大怪人ロボ「メカジャイガン」(こちらは毎回違う)が登場するというのが基本の流れです。

しかしです。
第31話。冷酷な大ボス、ドクターマンは、強化したメカジャイガンならぬネオメカジャイガンを出撃させ、バイオマンとジューノイド5獣士が戦っているところをもろともに攻撃をかけさせます。

そして、この攻撃によって5獣士のうちのアクアイガーとメッサージュウの2匹が攻撃で倒れて戦線離脱してしまうのです。

うーん。

まあ、確かにジューノイドを、3匹にしぼるとしたらだ。

ビッグスリーの一人、モンスターの腹心の部下であり、おバカちゃんキャラのジュウオウ。
一つ目にスリムな赤いボディ、武器がレイピアと、悪役らしい華のあるメッツラー。
この2匹はとりあえず、キャラが立っているから、そりゃ、はずせないなわな。

ということで、はずすととしたら、あとの3匹で、一番影が薄かったアクアイガーはまあ、そうなる。

で、残ったサイゴーンとメッサージュウですが、
その中でも、唯一の仏像系(?)怪人で、ジュウオウ、メッツラーと並んだ時にキャラがかぶる可能性が薄いサイゴーンが残ったってことかしら。

いや、しかし、アクアイガーはともかく、
メッサージュウがいなくなってしまったのに、私はがっかりしてしまいましたですよ。

確かにあまりキャラは立っていなかったけどさ。。。

メッサージュウ、戦闘シーンが、すごくかっこよかったのに。

ジューノイドの中で、唯一空中戦を得意とするこのメッサージュウ。
空中を飛んで、目からビームを放つってのがお約束のシーンであり、この作品の名シーン。

第1話でいきなり、空中戦を展開し、ビームで人々に攻撃をしかけるメッサージュウは、まさに
この作品の「つかみ」であり、新帝国ギアの恐ろしさを象徴していた。

ということで、キャラは立っていなかったけれど、
戦闘シーンは他のどのジューノイドよりも、際立っていたメッサージュウ。
シリーズ半ばで姿を消してしまったのが、残念です。

ところでさ。
アクアイガーを見るたび、「電子戦隊デンジマン」のゲスト怪人・シャボンラーを
思い出していたのは、私だけでしょーか。

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この記事を書いた人

映画、音楽、文房具をこよなく愛するフリーライター。趣味はヴァイオリン。
執筆、取材等のご依頼はお問い合わせからか、startofall@gmail.comまでご連絡ください。