ごきげんよう、ライターの愛(@ai_writer)です。
Netflixオリジナルドラマ「孫悟空の遊勇伝」の第2シーズンが2020年8月7日に配信スタートしたので、1日に1話のペースで見ていて、せっかくなのでレビューも書いていくことにしました。
今回は、第1話「神々の墓場」です。
「孫悟空の遊勇伝」season2-1「神々の墓場」あらすじ
不死身の経典を奪い返した三蔵法師、孫悟空、沙悟浄、猪八戒の一行は、残りの経典を取り戻すために、無限の書庫を目指す。しかし、一足先に筋斗雲で書庫に向かった悟空は、書庫の番人と対峙したときに手を失くしてしまう。
悟空の手を再生するために薬草を探す森で、悪魔に殺された神々の魂エネルギーが宿る「神々の墓場」にたどりついた一行は、不思議な女性マイセリアと出会う。彼女は悟空の手を治し、猪八戒の命を救う種を沙悟浄に委ねる。
一方、孫悟空が蘇ったことを受けて悪魔たちは評議会を開き、孫悟空の命を狙う相談を始める——。
「神々の墓場」個人的感想
2年前に夢中で楽しんだ「孫悟空の遊勇伝」の第2シーズンがついに配信!
ひたむきで聡明な三蔵法師様、イケメンマッチョでちょっとおバカな孫悟空、ファンキーな不思議ちゃんの沙悟浄、人間味のある巨漢の猪八戒。第1シーズンと変わらぬ仲間たちに再会できたのがうれしくてたまらなかったです。
不死身の経典に続く別の経典を探すために、無限の書庫を目指す一行ですが、お話の流れの中で一つポイントになるのが、悟空が字が読めないこと。
まあ、字なんぞ読めなくて困らない人生を送ってきたのは、容易に想像つくからね、この人。
しかし、字が読めないせいで、文字を駆使する術を使う書庫の番人に面したときに太刀打ちで着なかった模様。最初は筋斗雲で一人で書庫に行ってしまうのですが、手を失くして三蔵たちのところに戻って、三蔵のそばで文字を覚えたことで、突破口を築きます。
もう一つ、これからポイントとなっていきそうなのが、沙悟浄と猪八戒に委ねられた種。
いつか猪八戒の命を救うことになるという種ですが、育てることを任せられたのが沙悟浄。不思議ちゃんでマイペースな彼女にある意味自分の命を預けることになった、猪八戒はすごい不安な模様で、その気持ちはよくわかりました。ただ、これからこの種をめぐって二人の関係が面白く展開していきそう。夫婦漫才みたいなことを繰り広げてくれるのを期待しています。
この作品、基本的にはB級の域を抜けてない感じがあり、よくも悪くも緩くてツッコミどころが毎回何個か出てきます。
まず、一行が神々の墓場にいた女性マイセリアが何者なのかはっきりした説明がないので?となった。沙悟浄が「植物の隠者様」といったので、おそらく植物の精霊か妖精か女神様かなんかなのでしょう。こういうちょっとした雑さが第1シーズンから変わってないのか。
他にも、三蔵法師の正体は、レジスタンスのリーダー・上人に育てられた女の子で、もともとは僧ではなかったにも関わらず、経典を読んで難しげな文字を書いていて、第1シーズンから見てる私は「この子、いつの間に本当のお坊さんみたいなそんなことできるようになったん?」といぶかしげに突っ込まずにいられなかった。まあ、上人様に育てられたのだから、経典の読み方は文字の書き方は上人様に習っていたとしても全然おかしくないので、そういうことにしとくか。
悟空が字を覚えたことで、とりあえず書庫の番人との戦いはクリアした一行たち。しかし、書庫に入ったら入ったでまた大変そうです。さて、どうなることやら。
次回のエピソードはこちら!
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