ごきげんよう、ライターの愛(@ai_writer)です。
石ノ森章太郎先生の作品を考察する「石ノ森マニアクス」~「超神ビビューン」第10話のレビューです。
あらすじ
道で古鞄を売る老人から「幸運の鞄」だと大きなカバンを渡される少女・あけみ。鞄の正体は人間の精気を吸い取ろうとするバッグダード。その妖気をキャッチしたダイマ博士とバシャーンだが、少女を操るバッグダードの策略で、妖気の正体とシンドとビリンだと勘違いしてしまう。そして、バシャーンをごまかしたバッグダードの魔の手が、あけみの友人やリサにも迫り……?
レビュー
序盤から、妖怪探知機を抱えているダイマ博士があやしすぎます。妖気を探ろうとするのは司令官として立派な心掛けですが、それを見たズシーンもリサちゃんもちょっとひいてるし。
とはいえ、博士の探知機はしっかりとバッグダードの妖気を探知しているので、性能は確か。
ところが、バシャーンが間抜けでした。
妖気を探知した部屋へと乗り込むも、バッグダードが操るあけみの嘘にまんまと騙され、妖気はシンドとビリンだと思ってしまう。
もちろん、シンドとビリンは怒ってしまい、ただ、結果、ビビューンとズシーンの前でも文句タラタラこぼしたおかげで、悪さをしている妖怪がいるとビビューンたちが勘づきます。
今回登場した鞄の妖怪バッグダード。これは、ヒントはアンデルセンの「空飛ぶ鞄」あたりかな? 鞄の中から手が出てくるというのが、怖い設定ですが、化けている鞄はポップでかわいいし、バッグダードの本体そのものは、どっちかというとコミカルなので、恐ろしさはそれほど感じませんでした。
今回のツッコミどころ
今回、突っ込みたいのは2点です。
まず、一つ目。
ビビューン、バシャーンと対決するバッグダード。あぶない場面もありましたが、ビビューンのスカイ剣の火の玉アタックで、バッグダードをなめし皮に変えてしまいます。
火の玉アタックでなめし皮に変えてしまいます。
いや、鞄の妖怪だから、主成分がおそらく皮なので、火の玉の攻撃は有効だとは思うんですけど、
それで、焼け焦げになるとかじゃなく、なめし皮になるって、どういうことなんでしょう?
久々にスカイ剣の荒唐無稽さを目の当たりにしましたね。
そして、二つ目。
終盤近くのバッグダードとの戦い、ビビューンとバシャ―ンだけで終わらせてしまいます。
ズシーンはバッグダードに操られたリサちゃんの相手をしていたら、間に合わなくて、終わってから現れます。
以前も、ズシーンなしで、敵を片付けてしまった回があったし、前回の9話もズシーンは魔壺に吸い込まれて、また、戦闘に参加しないのか?って心配になったし。
ズシーンの扱い、ちょっと他の2人より悪くね?
と思ったわけですよ。
ズシーン役のスーツアクターさんのスケジュールが合わなかったのかしらん。
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