ごきげんよう、ライターの愛(@ai_writer)です。
ユナイテッド・シネマとしまえんで『名探偵コナン ゼロの執行人』の4DX絶叫上映に行ってきました。
映画を「体感」できる4DX上映
4DX上映は、映画を「体感」できる上映。
たとえば、映画の中で誰かが車を運転してるシーンだと、自分の席でも車に乗っているような揺れを体感できるし、雨が降れば水が微妙に身体にあたってきたりとか、劇中の登場人物たちが感じるのと同じことが体感できるわけですよ。
今回、私が見た『名探偵コナン ゼロの執行人』でも、コナン君がおなじみのスケボーで飛ばすシーンとか、おなじみ女子に大人気の安室透が車を暴走させるとことかで、ぐおんぐおん身体が揺れて「おお~!」ってなりました。
見る前は、揺れで椅子から落ちたりジュースこぼれたりしないかしらと若干心配だったんですが、そういうとこはちゃんと加減をしてくれているのか、椅子から落ちることはなく、ジュースもこぼれないで、ちゃんと飲み切ることができました。
ただ、揺れのせいで座る位置がずれてしまうので、何度か座りなおしましたけどね。ええ
応援も光物もOKな「絶叫上映」「応援上映」
さらに今回私が行ってきたのは、ただの上映ではなく「絶叫上映」
これは、「応援上映」と言われることも多いのですが、映画を見ている最中に観客が大声を出してもいい上映。
好きなキャラクターが出てきたら「きゃー」とか叫んだり「がんばって~」と大声を出してもいい。大声だけでなく、サイリウム振ったりコスプレで入場していいとこもあるみたいで、大声出して騒ぎながら映画を楽しめる参加型上映なのです。
今回見に行った「名探偵コナン ゼロの執行人」は、今や社会現象ともなりつつある安室透がメインキャラとして出て大ヒットしている作品。
だから、予想はしていましたが、劇場には「安室の女」のみなさんがたくさんいて、安室透が出てくるとお客さんは大喜び。
ただ、面白いことに、彼は出てくると歓声はめちゃくちゃ上がるんですが、名前をあまり呼ばれないんですよ。
というのも、安室透は、「安室透」「降谷零(ゼロ)」、「バーボン」の3つの顔を持つ男で、名前の行く先々で使い分けてる。
ファンのみなさんも、安室透の彼が好きだったり、降谷零の彼が好きだったりとかそこはなんか違いがあるみたいで。
なので、みなさん、絶叫上映みたいな場で彼をどう呼んでいいのか、若干迷いがあるみたいで、安室透が登場するときは、おもに響いたのは「キャーッ」でした。
そして、そんな安室透とは対照的に最も名前を呼ばれていたのは、公安の警察官で降谷零の部下の風見裕也。
映画館で一番たくさん聞いた応援は「ゆうや~」でした。
もうね、半端なかったですよ。風見裕也本人が出てきたときはもちろんのこと、彼の名前がちょっと出てきただけでも「ゆうや~」って絶叫が響く。
その理由の一つは、どうやら「ゆうや」は呼びやすいということみたい。
確かにね。「ん」とか濁音とかがない名前でするっと言いやすいですもんね。「ゆうや」って。
一応、この風見裕也という男は、作品の中で安室透とは別の意味でお話のある種のポイントを担う人物であり、出番も多い。また、よく見るとなかなか味があるキャラクターでもあるんですよね。
見た目は「ザ・官僚」みたいなおじさんなんだけど、実は安室透より一つ年上なだけで、年下の上司である安室からはけっこう邪険にされている。主人公のコナン君も安室に比べて彼のことはちょっと舐めているみたいで、ちゃっかり利用してたりするわけで。
そういう姿は気の毒なんですが、その一方で彼は見た目通りの官僚的な嫌な部分もあって、目暮警部とかにはかなり高圧的な態度をとっていたりもしてる。
私自身、風見裕也を「ゼロ」より2年前の映画「純黒の悪夢」で見たときの最初の印象は「まあまあ嫌なやつ」でしたね。そして、「ゼロの執行人」でコナンくんに利用されているところを見たときは、「こいつ、まあまあバカじゃね?」と思いつつも、若干気の毒になりました。(ファンの方ごめんなさい)
ただ、そういう、あるときはえらぶって嫌な奴だけど、あるときは情けなくて同情したくなる…みたいなギャップがあるとこで、彼は人気を集めてるのかもですね。ギャップ萌えする女子って多いみたいだし。
実のとこ、私も絶叫上映の最中、その場のノリにながされて思わず「ゆうや~」と何回か声援を送ってしまいました。
確かに「ゆうや」は呼びやすかったです。ええ。
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