※この記事は、以前アメブロで書いたものを修正したものです。
洋楽にはまったころから、ずっと好きなスウィングアウトシスター。
センスもいいし、きれいで品がいいし。
昔、雑誌のインタビューで「私たちは、自分が聞きたいと思うものを作っている」と、
ボーカルのコリーンが語っていたのが今でも印象に残っています。
そうだよねえ。音楽アーティストって、やっぱりそうあるべき。
自分たちの音楽に揺るぎない愛情がある彼らだからこそ、
音楽にぶれがないし、音楽がいつでも素敵。
日本では、たぶん彼らの最大のヒット曲は
ドラマの主題歌として日本だけでリリースされた「あなたにいてほしい」
だと思うのですが、しっとりして心地よい素敵な曲ですよね。
ベスト・オブ・スウィング・アウト・シスタ-/あなたにいてほしい
でも、この曲、邦題は「あなたにいてほしい」ですが、
原題は「Now You’re Not Here」で、
これは訳すと「いま、あなたはここにいない」
なんですよね。
だから、これは邦題は少しひねったことになるのかな。
「いま、あなたはここにいない」から、「あなたにいてほしい」と
想うわけだから、間違っているわけではないと思うけど。
「いま、あなたはここにいない」よりは、
「あなたにいてほしい」の方が、タイトルとして大衆に受け入れられるには
違いないので、あえてひねったのかもしれんが。
ただね。
昔から好きな私からすると、「あなたがいてほしい」は、
SOSのベスト曲では必ずしもないと思うのです。
とても素敵な曲だけれど、この曲一曲だけでは、
彼らの魅力をわかった気になっちゃいかんです。
彼らの出世作「break out」とか、
地位確立させた「you on my mind」とか。
私は、2ndアルバムに入っている「waiting game」が大好き。
この曲こそ、アメリカではそこそこヒットしたみたいなんですが、
日本ではなんで、売れなかったか不思議。