ごきげんよう、ライターの愛(@ai_writer)です。
石ノ森章太郎先生の作品を考察する「石ノ森マニアクス」~「超神ビビューン」第2話のレビューです。
あらすじ
静かな村の沼に遊びにやってきた子供たち。だが、突如、少年たちは沼に引き込まれ、そして、沼の中からあらわれたのは虎?
唯一、逃げ出した少女・みどりと出会った明智リサは、沼を調べにやってくるも、そこへ現れた村人たちに襲われる。
すべては、妖怪・水虎の仕業だった。水虎の呪いの水を飲んだ者は、水虎の社会の一員になってしまうのだ。リサとみどりの危機をビビューンたちは救えるのか?
レビュー
第2話は妖怪・水虎が登場。この作品は、いわゆるオリジナル怪人ではなく、昔から語りつがれている妖怪を取り入れているのが、他の作品とは違う情緒を感じます。
悪役がこのタイプの作品だと、正義側は忍者とかになりがちなんだけど、ビビューンたちは、超神ヒーローということでなんともいえない味になってますね。
しゃべる飛行戦艦・ベニシャークが、妖怪の悪事を見つけてビビューンたちに知らせていました。これは、今後もお約束になるのかな?
このベニシャーク、声がドクロべエ様だけに、なんとも味わい深い。これからもいい味出してくれそう。
水の妖怪、水虎の登場に際して、バシャーンが水に特化した戦士なのだということが、描かれていました。
水に飛び込んで変身し、水中戦なら自分にまかせろ!みたいな感じだった。なるほどねえ、「バシャーン」だけに。
さて、まだヒロイン・明智リサの正体が明らかになっていません。
ズシーンが「あの美人誰だ?」と首を傾げていたことから、超神たちもわかっていない模様。
ただ、雑魚敵の妖鬼を自力でけちらしたあたりから、どうやらいわゆる普通の女の子ではなさそうです。
今回の突っこみどころ
・今回はこれにつきる。
水虎の「水虎の呪いの水を飲んだ者は、水虎の社会の一員になるのだ!」というせりふ。
「仲間」とか「家来」とかじゃなく「社会の一員」かい!
水虎の作ってる社会がどんな社会がめっさ気になるわ。
・水虎をあぶりだすって言ったビビューンが、本当にあぶりだしていたのにべっくら。
・あと、、突込みではなく余談ですが、バシャーンを見て『忍者キャプター』の水忍を思い出してしまった。武器もちょっとそれっぽいしね。