ごきげんよう、ライターの愛(@ai_writer)です。
石ノ森章太郎先生の作品を考察する「石ノ森マニアクス」~「超神ビビューン」第4話のレビューです。
あらすじ
合宿にやってきたバシャ―ン。仲間たちが倒れている老婆を助けるが、その正体は氷の妖怪ツンドラ。
孫のガリキを殺された恨みをはらすべく、襲いかかってくるツンドラにどうするバシャーン!?
レビュー
今回はバシャーンのお当番回。3人の戦士の中で一番人なつこくてさわやかで、個人的には彼が一番好き。
そして、お話のほうは、おばあさんが実は妖怪だった…という日本の怖い話の黄金パターン。
妖怪ツンドラの人間態のおばあさん役の女優さんがめちゃくちゃ上手でしたね。うらみつらみのこもった顔といい、人間をたぶらかすずるい顔といいい、まさに山姥というかもののけというか。
こういう昔の名優さんがいたからこそ、おばあさんの妖怪っていうスタンダードがより確立されたのかも。
今回もリサさんは見せ場あり。なにせつり橋にぶら下がりますからね。
リサさん、アクションがちゃんとできる女優さんですが、あれはスタント立てたのか、自身でやったのか、わからないのですが、どちらにしても、そこそこの時間ぶら下がっていたことがすごい。
今回の突っこみどころ
ええ、今回は最初から最後まで突っこみどころ満載です。
・菅がおばあさんに襲われそうになったところを、危機一髪で救う明智リサ。
しかし、いきなり木の上から登場し、「そのおばあさんは妖怪よ!」って…
あんた、なんで木の上にいて、しかもおばあさんの正体まですでに知ってるのさ?
木の上から菅の仲間が襲われる一部始終を見ていたのかもしれんが、だったら、まず、それを助けろよって話だしさ。
・ツンドラってロシア語だよね。この妖怪の国籍がようわからん。
・最大の突っ込みどころは、前回の敵の岩石妖怪ガリキがツンドラのまさかの「孫」だということ。
氷の妖怪の孫が岩石妖怪って、どういう血縁関係だよ。
とりあえず、ガリキの親が見てみたい。