ごきげんよう、ライターの愛(@ai_writer)です。
石ノ森章太郎先生の作品を考察する「石ノ森マニアクス」~「超神ビビューン」第6話のレビューです。
あらすじ
原因不明の神隠しの事件が起きている中、妖怪がすむという屋敷に誘い込まれた少女を助けた月村とリサ。屋敷の中にはあやしい鏡。事件は、自分より若くて美しい女性が鏡を見ることが許せない妖怪カガミラーの仕業だった。
一方、宝石店の美しい女性に恋した渡部。しかし、その女性の正体こそがカガミラーだった。そして、渡部がカガミラーから買った鏡をリサが見てしまい・・・
レビュー
ええ、鏡の妖怪なら、雲外鏡がいますが、出てきた妖怪はカガミラー。なんかデンジマンの怪人みたい。
今回は、かわいい女の子たちが次々さらわれるというある意味お約束の話。この手のエピソード、特撮ではよくありますよね。
そして、この作品のかわいい女の子といえば、もちろん明智リサ。彼女もカガミラーの呪いに誘われてしまいます。
この作品は、ここまでこのヒロインのリサの立ち位置がすごくいいですね。
彼女は変身はできないけれど、雑魚キャラならけちらせるし、尾行したり情報収集、変装などは、むしろビビューンたちよりも長けている。
戦う力は弱くとも超神たちときちんと対等で、超神たちにできないことを彼女がやっていたりして、しかも、かわいらしくて、スタイルよくて、声がちょっとセクシーで、もう理想的なヒロインといえそうです。
最初の頃は、リサをやたらと気にしていた渡部ですが、今回妖怪が化けた美女に恋してしまう。どうやら、女性に惚れっぽい役回りのようです。
一番もてなさそうだけどね。ええ。
今回の突っこみどころ
カガミラーの「私は世界一美しい妖怪になる!」というせりふ。
世界一美しい妖怪ってどんな妖怪だか、気になるわ。
カガミラーの必殺技
「妖怪黒こげ光線」
「妖怪どろどろ光線」
「妖怪金縛り」
技の名前を考える人がめんどくさくなったかと疑いたくなります。
今回はスカイ剣で鏡を出したビビューン。やっぱり、魔法のつえじゃね?あれ。