ごきげんよう、ライターの愛(@ai_writer)です。
一昨日、貴乃花親方が引退会見を開きました。
いずれは理事長になる人だろうな、大相撲をいい方向に変えてくれる人だろうなと思って応援していた人なので、一相撲ファンとして、とても残念でした。
現役時代から誇り高い横綱だった貴乃花親方。会見も立派でした。
有形無形の圧力があったとは語りましたが、特定の誰かを攻撃したり、うらみつらみを吐き出すこともなく、余計な未練を残すこともなく、パワハラを受けた被害者のようにふるまうこともなかった。
一部の報道で、やめたことに対して「横綱でプライドが高いから」みたいなことを言われていたので、あまりにひどいと思って思わず以下のように、私つぶやいてしまいました。
#貴乃花親方 プライドじゃないよ。貴ノ岩関の尊厳を親方はまもったんだよ。
— 田下愛(映画&インタビュー好きライター) (@ai_writer) 2018年9月25日
昨日もつぶやいたけど、貴乃花親方が守ろうとしたのは、自分のプライドなんかじゃない。弟子の貴ノ岩関の名誉と尊厳だと思う。いろいろ下手くそではあるが自分の信念を真面目に貫いて守るべきものを守ろうとしてる人が、なんでこんな目にあうのかと思う。#貴乃花親方
— 田下愛(映画&インタビュー好きライター) (@ai_writer) 2018年9月26日
弟子の貴ノ岩関の名誉と尊厳を守るために、貴乃花親方は告発状を事実無根と認めることはできなかったのだと思います。
貴乃花親方は告発状で「被害者の主張がまったく反映さ入れていない」といっていて、これがそうであるならば、あんなひどい傷を負った貴ノ岩関に対してあまりにひどい仕打ちです。
(実際のところ、あの暴行事件で協会側が出してきた報告が、まったくごまかしのない真実だったかというと、多くの人が疑問を感じていたはず)
私は、貴ノ岩関の師匠として親代わりとして、貴乃花親方は弟子の名誉と尊厳を守ろうとしたのだと思います。
もし、告発状が事実無根でしたと親方自身が認めてしまったら、貴ノ岩関が本当に浮かばれない。
私は子供はいませんが、もし、自分に子供がいたとして、その子に暴力をふるうような輩がいたら、絶対に許しません。
そして、子供側の主張が反映されず「事実無根と認めろ」なんていうことがあって、認めるなんてことありえません。
貴乃花親方は暴行事件が起こったときから、ずっと弟子が受けた暴力を許さないという姿勢を貫き通しています。
それは、世間の親御さんが子供を守っているのと何ら変わりないこと。
結局、彼の部屋の別の力士が暴力をやらかしてしまい、告発を取り下げ、しかも一兵卒に戻って真面目にやっていたのに、今になって「事実無根と認めろ」と圧力をかけるのもひどいし、いきなり「どこかの一門に入らないといけない」という規則を一方的に作ったり、正直、貴乃花親方に対するいじめにしか思えません。
今回は、ただただ一相撲ファンとして思うことを書いています。
貴乃花親方は親方としてはまだまだ若いし、経験値が足りず熟してない部分、下手な部分もいろいろあったと思います。
でも、彼は現役時代から一心に相撲道に精進して横綱まで上り詰め、親方になってからも、貴乃花親方は相撲をよくしていきたいという高い志を持っているのがいつも感じられました。
本当に相撲を愛し、相撲道に精進していた、相撲に誰より人生をかけていたこの人がなぜやめないといけないのか、いまだに正直理解できません。
貴乃花親方ならば絶対に相撲をよくしてくれると応援していました。そして、今も応援しています。
がんばれ、貴乃花!
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