現在、私は、バーチカルタイプの手帳を使っていますが、ここに行きつくまで、実はバーチカルとレフトの間で迷って、ある年はレフト、ある年はバーチカル…といったようにかなりふらふらしていました。
今、最終的に、バーチカルがいいというところに行きつきましたが、そこに至るまで時間がかかったのは、バーチカルにも弱点があると感じていたからです。
私がバーチカルを使ったときに、どうにもうーんとなってしまったこと。それは、時間軸の長さです。
写真は、数年前に使っていたバーチカルの手帳。見てわかる通り、縦の時間軸には深夜の時刻まで書けるようになっています。
このようにする意味はすごくわかるのです。
手帳を使う人みんなが9時5時で仕事をしているわけではないのだから、できるだけ多くのユーザーの時間軸に対応するためには、大は小を兼ねるで長い時間軸を作っておいたほうがいい。
以前、無印良品の手帳を取材したとき、バーチカル時間軸でお子さんの授乳スケジュールを管理しているお母さんもいらしていると聞きました。授乳のような昼だけとかありえないものを手帳につける人もいるのですから。
ただ、私個人に関しては、この時間軸の長さがバーチカルを使うにあたり、どうにもひっかかってしまいました。
というのも、私の場合、夜遅くに予定をあまり入れない、というか基本的には入れたくないからです。
基本、朝起きて夜は寝るのがいいと思っている。夜、仕事することもあるけれど、夜は脳がくたびれているので、やらないですむなら、あまりしない方向で行きたい。夜に外を出歩くのもあまり好きでははないので、仕事を別にすれば自分から積極的には夜に予定は入れない。
このような生活スタイルなので、夜や深夜のスケジュールを細かく管理する必要がなく、長すぎる時間軸はいらなかったんですね。
むしろ、長い時間軸は、朝から夜まで細かく予定書き込まないといけないみたいな雰囲気にちょっとプレッシャーでした。(昔から、あれもこれも書ける…みたいに細かくいろいろ揃っている手帳が苦手)
バーチカルの手帳と言うと、数年前までは、バーチカルって見開き全部で一週間の長い時間軸というのが、主流だった気がします。
なので、バーチカルも私にとっては100%使いやすいとは言い難かった。当時、バーチカルの時間軸が比較的長くなくて、あわせてメモができる手帳がないものかとかなり必死に探していた記憶があります。
最近、ようやく、長すぎない時間軸とメモができるスペースをあわせた、いわゆるセミ・バーチカルタイプの手帳が次々出てきたので、今はそれを愛用できるようになって本当に助かっています。
バーチカルの時間軸。長いのがいいという人ももちろん多いと思いますが、一方それが欠点、弱点と思ってしまう私のようなケースもあるのです。
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