我ながら、手帳に対してわがままな注文付けすぎじゃないかというのはわかっています。
とはいえ、手帳、レフトタイプの視線の動かし方が苦手。バーチカルの長すぎる時間軸が苦手。
そんな私が、自分に合った手帳を見つける、その最初の突破口になったのは、ESダイアリーの「ウィークリーノート」でした。
ウィークリーノートは、バーチカルとメモが合体したような独特のフォーマットになっています。
これを初めて見たときに、ビビッと来るというか、自分が探していたのはこの手帳じゃないか…という感じがありました。
長すぎない(というか、だいぶ短い)バーチカル時間軸に、たくさんのメモ。見開きで、視線の動かし方も楽。
これに出会った当時の私は、手帳のウィークリーページも、予定よりもメモを書くことに重きを置いていたところがありました。
それだけに、実質ページの半分だけがメモになっているレフト、メモ部分が少ないバーチカルがどうにも使いづらかった。
それらに比べて格段にメモするスペースが多いウィークリーノートがすごく魅力的だと思ったのです。
ESダイアリーは手に入れてから、2年ほど使いましたが、今振り返っても、使い勝手はすごくよかったですね。上のスケジュール欄に予定を書いて、あとは、あれこれ自由に書いていました。
乱雑に書くときもあれば、表を作ってタスク管理するときも。そのときどきの気分で自由に書けるので、メモ欄が見開きいっぱいだったのが、本当にありがたかったです。
ESダイアリーをしばらく使った後、手帳に求めることがまた変わってきたので、今はまた別の手帳を使っているのですが、思い返してみても、とてもいい手帳だったなと思うし、場合によっては誰かにおススメしたいと思う一冊でもあります。
そんなESダイアリーですが、今年、発行元が変更に。
もともと作っていたエイ出版さんがダイアリー事業から撤退するとのことで、文具店の和気文具さんが事業を引き継ぎ、2021年からは、名前も新たに「JSダイアリー」として、発売されます。
なお、JSダイアリーでも、うれしいことにウィークリーノートのフォーマットは健在。
私にとっては、バーチカルとメモを併用して見開きで使えるという、とても快適な使い勝手を最初に教えてくれた思い入れのある手帳なので、継続してくれてとてもうれしいです。いつかもしかしたら、「JSダイアリー」を手に取る日ももしかしたら、あるかも?
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