モーニング・ページを1年半続けて実感した3つの貴重な効果

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皆様、ごきげんよう。

巷で話題の「モーニング・ページ」なるものを初めて、1年半近くたちました。

モーニング・ページとは?

モーニングページとは、映画監督、文筆家のジュリア・キャメロンが著書「ずっとやりたかったことを、やりなさい」で提唱している創造性回復のためのツール。

私は本を実際に読んでやり方を覚えました。

ちゃんとしたやり方は本を読んで確かめていただくのがよいと思うので、ここでは軽い説明だけにしておきますが、モーニングページとは、毎朝、手書きで3ページほど思うままに書くことです。

自分なりのやり方でモーニング・ページを始めてみた

私はもともと手書き好きです。

なので、普段から日記やらやりたいことリストやら、何かとノートとペンを取り出して書いてみる…というのを普通にやっていました。

それで、モーニングページにも興味を持ち、試しに読んだジュリア・キャメロンの本で「なるほど」と思うところがかなりあったので、モーニング・ページを始めてみることにしました。

ただ、ものぐさなものですから、キャメロンさんの提唱しているそのままのやり方で続けるのは難しく、

・毎朝、毎日でなくともできる日にノートを開いて頭に浮かぶことを書く。
・必ず3ページでなくてもよい。

ということにして、だいぶゆる~い形で続けさせてもらいました。

ただ、こんな緩いやり方でも、実際にやってみたらとてもよい効果が得られたので、今日にいたるまで継続しております。

モーニングページのいいところ①…頭の中身を吐き出してすっきりする

モーニングページを始めて一番よかったこと。それは、頭の中にあることを定期的に外に出せるようになったことです。

ジュリア・キャメロンはモーニング・ページの目的は脳を掃除することだと書いているのですが、日々の中で頭の中にたまってくる考えやアイデア、悩み、心配や不安などをノートに書いていくと、本当に脳の中がすっきりしていきます。

これは、もちろん実際に考えを頭の外に出したわけじゃない。その場で頭に浮かんだことを書いていくだけなんですが、脳に浮かんだものって脳の中に置いておくと、いつしか変にひっかかって整理がつかなくなることがあるんですよね。

なので、モーニング・ページにひとまず吐き出してみる。それだけでなんだかすっきりします。そして、すっきりするとその分気分も爽快です。

モーニングページのいいところ②…悩みを書いて整理できる

私は以前から何か悩むとそれをノートに書いて整理するってのはよくやっていたのですが、モーニング・ページを始めてから、書くのって悩みを解決する効果あるんだなって改めて実感しています。

悩みって頭の中だけで考えていると、いつしかより面倒くさくなるときがあるんですよね。

脳はなかなか厄介な物。悩んで脳を動かしていると、いつしか余計な妄想が浮かんだり感情が無駄に動いて腹が立ってきたりして、収集つかなくなってしまうときがあります。

そういうときこそ、紙で書く作業の出番。

実際に書きだしてみると、不思議なもので、頭で考えているだけのときよりも少しずつ整理されていくんですよね。

たぶん、書きだしてみて視覚的に悩みと向き合うことで冷静になれるのかなと思います。

実際あるんですよね。紙に「事例」として整理して書き出して、「事例」として眺めていると、あ、これ別に悩むようなことじゃなかったんだわって気づくときが。

また、文字化するというのは、つまり整理することでもある。なので、文字化をし始めた時点で、そもそも頭がきちんと整理する方向に動くのかもしれませんね。

「悩みを書いて整理する」作業を、モーニング・ページを習慣化したことで、モーニング・ページの中でできるようになりました。おかげで、悩みを整理する機会が増えて、心なしかぐだぐだ悩むことが減ったような気がしております。

モーニング・ページのいいところ③…いい紙に万年筆で書くのは幸せ

モーニング・ページを始めるにあたって、私は専用のノートを用意しました。

ライフのノーブルノート。モーニング・ページはこのノートに万年筆(パイロット・カスタム74)で書いています。

これが、この組み合わせにしたからモーニング・ページ続いてるのかも?と思えるくらい、大成功でした。

書き心地のよいノートとして人気のノーブルノートに万年筆の名品として知られるカスタム74。この二つの相性がすごくよかったみたいで、書いているとただただ癒されるのです。

モーニング・ページをやっているとき、思わずノートに「万年筆でノートに書くの気持ちいい」みたいなことを何度も書いてしまうぐらい、書いているのが本当に気持ちよい。

ノーブルノートと万年筆のカスタム74。この組み合わせで書くことにしたおかげで、モーニング・ページの時間が特別なものになった気がします。

いい紙にいい万年筆で書くって、本当に至福のひとときです。

さいごに

毎朝、ノートを開いて3ページ分頭に浮かんだことを書いていくモーニング・ページ。

自分の頭の中をすっきりさせて悩みも解消しやすくなって、私にとってはとてもよいツール。習慣にして本当によかったと思っています。

そもそもわりとすぐ落ち込むしくよくよ悩む性格でもある私。けれど、モーニング・ノートを始めたおかげで、それが少し解消されました。

若干自己流の緩いやり方にはなっていますが、これからも続けていく予定です。

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この記事を書いた人

映画、音楽、文房具をこよなく愛するフリーライター。趣味はヴァイオリン。
執筆、取材等のご依頼はお問い合わせからか、startofall@gmail.comまでご連絡ください。